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漆黒 [ROCK]

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黒、といってもいろいろな黒があるのだが、GARY NUMANの黒は<漆黒>という言葉が一番似合うのだろうな。

俺が高校3年生の頃、今でも親友の同級生がロック好きで、しかもダークな、暗黒なロックが好みと言う。あ、そいつと先日ストーンズのライブにいったんだけどね。今では大企業のバリバリ管理職だからだいぶ大人になったけど。

そいつの自宅でオーディオマニアの父上の巨大スピーカーで聴かされたのが、1、2年前からイギリスで大人気だったGARY NUMAN。たしかJBLの俺の胸元くらいまでありそうな、ジャズ喫茶とかでしか見たことのないスピーカーで聴くGARYは最高だった。 

その頃のGARYはこんな。

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現在のGARYは56歳。どっちもかっこいいのだが、実に素晴らしい年の取り方をしている。とはいえ彼の音楽人生は決して順風満帆だった訳ではなく、むしろこの若々しい、アンドロイドのようなルックスの頃が、まあ、収益的には最高だったのだろう。精神的にも鬱を煩ったりしていたとのこと。でも、GARYはずっとアルバムを発表し続けてきたのだ。で、ようやくトレントレズナーなどのいわばフォロワーからのレスペクトを得て今の状況に至っている訳だ。

もう一回。

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かっこ良すぎるだろ。こんな56歳。最新アルバムのタイトルが

Splinter (Songs from a Broken Mind)

 

憧れる。