このところ

欧州メガメゾンの高価格を批判した舌の根も乾かぬうちに、なのだが。
時計も新品のみならず中古市場もすごいことになっていて。
親父の形見の自動巻海外時計（RとかPPとかOとか）をかなり引き継いだのだが、小柄だった親父の使っていたものはどれも俺には小さすぎ。引き継いで随分経つのでちょっと前に数点買取に出してみたら予想以上の買取価格だった。ちなみにその買取担当さん、俺のクロムハーツネックレスを見て速攻食いつき、でも俺がクロムジャンキーで買取に出すわけないと知るや「市場になかなか出回らないレア品も中古だと出てくるんですよ。情報提供できます。」とマジ営業。立派です。

そんなバブルな時計市場の中で俺が手持ちで一番気に入っているのがこのカルティエだ。これはもちろん自分で購入したもの。最近はソーラー電波時計にすっかり俺の左腕の座を奪われていたのだが、コムデギャルソンに一番似合う時計はカルティエ、特にタンクのヴィンテージであることは有名な話で、以前青山店でもヴィンテージコレクションを販売したこともあった。そんな気分で再び手持ちのパシャとドライブドゥをつけるようになった次第。タンクのラージサイズもかっこいいねえ。


レザーブレスレットは夏真っ盛りだとNGにつきパシャのレザーをラヴァーかメタルに交換したいのだがね。

バイブル

随分前に休刊（廃刊？）となったHUgE。俺の愛読雑誌だった。
ほとんどは処分してしまったがこれはバイブルのように持っている。
物欲の基本が満載。2007年発行なのにほとんど古びていない。ファッションの進化ってなんなんだろうなとすら思う。

ただ唯一、服飾の価格は当時よりもすごく上がっている。ギャルソンもこうやって見ると値上がりしているんだな。以前も書いたがプリュスの世界的な評価を考えたら現在の価格は適正と思うけれどね。

にしても、このところの欧州メガメゾン、あまりに高すぎじゃ。俺のような服飾関係に最もコストをかけるジャンキーですらそう思う。それに比べてメイドインジャパンのコストパフォーマンスの良さたるや、だよ。

落ち着いている

ダニエルリーによるバーバリー2024-25AW。
落ち着いている。ブラックというか、ブラウン基調。
やはり時代は落ち着いていて、純粋にかっこいい方向へ向かっているぞ。

なんだこれは！

エルメス2024-25AW。
このかっこよさはなんなんだ。基本はあくまでもコンサバティヴだがところどころにその言葉通りの＜かっこよさ＞が滲み出ている。で、ほとんどが細めパンツシルエット。これがいい。で、ブラック基調。Gもそうだったけどドルガパもブラックメインのコレクションだったなあ。メンズはブラック回帰か。

欲しいけど、さすがに高価格で買えないわ。でも、本当にかっこいい。

TATRAS MADHI

TATRASは以前からチェックしていたブランドだが妻がアローズ別注のモデルを購入して以来物欲高まり状態に。
ピレネックスのアヌシー（これはアローズ別注）があるのでショート丈でミシュランにならないシルエットのものをと。セレクト系の別注があれば最高だったのだが見つからず。

通常ラインのMADHIをゲット。適度なダウン量でシルエットも良し。かつ俺の難題広い肩幅厚い胸板問題もだいじょぶ。ショートなので車通勤にも良し。で、着脱できないフードも被っていない時の形が計算されており、シルエットの向上に貢献していることがわかった。

この冬のヘビロテ確定だわ。

G復活（俺的に）

いや、もともとこのブランド、俺大好きだったんです。トムフォードによってメンズブランドの最高峰に君臨した栄光の＜G＞。トムのデザインには１シーズン間に合わなかったけど跡を継いだジョンレイの時のブラックスーツを買いました。シルエット最高。持ってます。そのほかプリントシャツやジーンズ、Gマークのベルトも買ってライブの衣装にもしました。

俺が欧州ハイブランドにハマったほんの数年間の出来事。ゼニア、グッチ、ルイヴィトン、ジバンシー。
ほとんど売っちまったが。

アレッサンドロ・ミケーレが退任しサバト・デ・サルノが就任して初めての2024AWメンズコレクションがパリで発表された。前デザイナーとは全く異なるテイスト、方向性。俺はこれが好き。

2024AWが店頭に並ぶのはまだ先だけど、見てみたい。

履けるか？！

スニーカーはNEW BALANCE一択だった俺をNIKEジャンキーにしたのはコムデギャルソンのおかげ。
現在NIKEはギャルソンコラボを６足、通常ラインを２足所有（SAKURAはいいぞ）している。どのNIKEもルックスの前に実に履きやすい。
しかし、これはすごいなあ。A COLD WALLコラボのAIR MAX98。
欲しいかと言われると二の足を踏むが、凄まじいインパクトなのは間違いない。このルックスであのAIRな履き心地なら素晴らしいが。

まあ、あっという間に完売だろうけどね。

開運財布

開運には財布だ、とよく言われるが、俺は殆ど財布を自腹で買わない。例外はこれ。ただ使い勝手はいいとは言えず時々使うのみ。もったいない。

最近は妻が愛用しコレクションのように数多く所有しているエンリーベグリンの財布で、使わなくなったりサイズが大きくて使いにくいものを頂いている。多分俺にとってこれが一番の開運財布だと思っている。
しかしベグも劣化する。さすがに新しい財布を買う必要性にかられ、物色。
ちなみに俺、欧州ハイブランドの財布には全く興味がないです。あ、ボッテガは除くね。大好きだけど、今回はちょっと違う気分。ボッテガはこの前キーホルダー買ったしな。

あとはル、とか、グ、とかはどうも、、、。ブランド自体というよりそれを持っている人云々（以下削除）。



ギャルソンジャンキーとしては最右翼。でもちょっとやりすぎかなあ、とか。



ギャルソンウォレットのフォレストシリーズ、これはいい感じだけど長財布がない。

正月に新潟伊勢丹に行った時に見つけたのがヴィヴィアンのこのふたつ。





いずれもセール価格。ヴィヴィアンウエストウッド、パンクの女王。2022年の年末に亡くなられたが、川久保先生と同世代。このブランドは持ってない。悩んだ。

で、ZOZOで検索してみたらこれも発見。



妻に見てもらったら、「いいじゃないこれ。」と意外な一言。おいおい、俺のロックスタイルに毒されてないだろうな（笑）。でもその一言が開運。

でこれもセール価格30%オフだったので迷わずポチッとな。ちょっと遅めのクリスマスプレゼントってことで。

デザイン最高。でなんといっても収納能力が半端ない。これはいい買い物をしました。妻に感謝。
財布って案外服飾系の店員さんって見てるんだよね。ベグの財布は結構チェックされましたわ。これも目立つだろう。ふふふ。

開運間違いなし。

800フィルパワー（しかも別注）

で、このところの新潟寒波で大活躍なのがミーマイメンバーショットで俺が羽織ってるピレネックスのダウン＜アヌシー＞。ちなみにジョージさんはモンクレールのロングダウンでした。これは高そう。
前も書いたけど、俺のピレネックスは2年前ほどに購入したユナイテッドアローズとの別注。オリジナルとは生地違いでダウン特有のテカテカ感が軽減されている。袖脇のロゴもブラック。HPでスペックを見たらダウンは800フィルパワーとかなり優秀。これがマジであったかい。インナーはロンT一枚で全然オッケー。ジーンズと合わせるといい感じですわ。

ヘビロテ。

俺のルイス

ルイスレザーは俺にとって非常に悩ましいブランドだ。ロック好きには外せないライダースの名門ブランドであり、ライダースが欲しいとなったら真っ先に頭に浮かぶブランド。俺はバイク乗りではないのでライダースは俺にとって完全にファッション目的。アメリカンよりはブリティッシュ。
俺のファーストルイスはこれ。



ポールスミスレッドイヤーのコラボライダース。新潟のショップにふらっと寄ったときに見つけた。買ったのはこのホワイトだがほかにブラックとネイビーもあった。今ならブラック一択で即決めなのだがなぜかこの時はホワイトを選んだのだな。ショップの方に結構勧められたのも大きかったけど。

うん、やっぱこの色を持て余してしまい、数回の着用ののち、買取に出しました。結構いい値段で売れたのを覚えている。ブラックかせめてネイビーだったら多分今でも所有していたな。このカッコよさは永遠だし。

続いてこれ。



約２０年前にジュンヤワタナベのメンズコレクションがドロップされ、大きな話題となったが、当時新潟のアローズで取り扱っていたのだ。ギャルソンラヴァーズの俺としては当然ファーストコレクションから手に入れたくて懇意にしていたショップの方に適時入荷をチェック。そんな中で手に入れたのがこのライダースだった。これは2002年のファーストだったかその次のコレクションだったは忘れてしまったが。ローマ字とか数字のロゴがプリントされたシャツやTシャツ、パンツをいくつか所有していましたわ。

このライダースは結局のところサイズが厳しかった。レザーではなくコットンだったので伸びて馴染んでくるわけでもなく、数回の着用ののちにやはり売却となった。

もしかしたら所有した順が逆かもしれない。ご容赦。
いずれのルイスも所有欲が先に立ってしまい、日常での使い勝手を二の次にしたのが敗因。これに俺が気づくのはだいぶ先の話になるのだがね。今はどんなに欲しくても日常着られるかと、着心地をちゃんと考えて買うようにしている。

さらにライダースへの渇望は高まり、以前もここで書いたが当時ルイスの総本山だった某ショップ（直営店ではない）も行きましたわ。はい、酷い扱いをされすぐ帰りましたけどね。

その後ディーゼルのライダース数点、ユニフォームエクスペリメントのライダース、クロムハーツのレーシングを手に入れて俺のライダース熱は鎮静化。ただ一つ、ギャルソンルイスコラボライダースを除いて。

で、１０年の時を経て、ようやくこれを手に入れたという話でした。



いよいよこれを着られる季節となりました。わくわく。

2040

もう１０年も経つんだなあ。スニーカーはずっとNEW BALANCEに決めていた。一時は１０足くらい持っていたこともあるが整理整頓してmade in USAかENGLANDのみにしていた。その中で最も気に入っていたのがこれ。2040。
圧倒的な履き心地。でありながらホールド感もしっかりとあり、これ以上のスニーカーがあるのかとすら思った。
自宅の靴箱が満杯になって仕事場の方の靴箱にいくつか移動させ、そこにこれも入っていたのだが、その後俺のギャルソン×ナイキ愛が炸裂して気づいたらこれ以外は全部NIKEになっていた次第。
先日超久しぶりに靴箱から引っ張り出して履いてみた。買って１０年とは思えないくらいの新品感。まあ、全然履いてなかったしな。履き心地とホールド感は健在。で、今のファッションにも合う。

時々愛でてみますわ。

そういえば

今から10年以上前かな、ライダースがすごく欲しくて、やっぱルイスだろと思い、当時一番の品揃えだった某店に行ったことがある。

いやあ、恐ろしいほどの塩対応接客でしたわ。あれ、俺お客さんだよね？と自問自答するくらいの。

早々に店を去り、その足でディーゼル銀座に向かった。モデルと見紛うばかりの完璧なスタイルと美貌を持った女性店員さんにこれまた完璧な接客をされ、薄手の春レザーを二着大人買いしたことがある。

以来俺にとってルイスは鬼門、トラウマ。



その後クロムハーツのレーシングも手に入れて、重くて硬かった革もかなり馴染んできたので、レザー物欲鎮静化。

で、前述記事に至るわけですわ。

刺さるう

レッチリのTwitterを見てたらドーバーでも出ているアパレルのBrain Deadとのコラボが。
Tシャツ2枚、ポチッとな。

ここのHPを見てたらこんなものまで。



価格はともかく、オルタナ心に刺さりまくり。
やばいっす。

AZAY

コロナ禍で一番着なくなったのがスーツ。ウィズなのかアフターなのかわからんが最近の状況の変化で俺の業界もリアルの会議や研修会、懇親会が増えてきた。とともにスーツも復活。コロナ禍の中では冬のDANNER以外ほとんど履かなかった革靴も復活。革靴で俺の足に一番合うのがパラブーツ。何足か持っているのだが最近スーツに合わせているのがこのAZAY。青山キャットストリートの名店、District UNITED ARROWS開店２０周年別注。
パラブーツの最大の魅力はデザインももちろんだが、オリジナルのソールだ。歩きやすく、新潟の雨や冬の雪にも負けない。このAZAYも例にもれず。
肝心のスーツは１０年くらい前に何着か手に入れたNEW YORKERのイージーオーダーを着回している。ネクタイとかベルトにちょっとロックテイストを入れて自己満足してる。明日の会議のベルトはHTC予定。JAM HOME MADEのウォレットチェーンも付けたい。あ、クロムハーツの武装はもちろんするんだよ。ネクタイ締めててもネックレスもするし。時計はドライブドゥカルティエ。

あれ？ギャルソンにはオムドゥがあるじゃん、って思ったジャンキーの皆様。オムドゥのスーツも欲しいんですが、ネクタイ締めるとなるとシャツがねえ。ギャルソンのシャツは襟が小ぶりで俺の太い首でネクタイを締めるとなんかバランスが悪いんだわ。
いっそのことスーツはハイブランドのものがいいのかも。その昔イタリアンファッションに浮気してた頃はゼニアやグッチのスーツを着ていたが、ほとんど売ってしまってる。もし手に入れるとしたらエディがいるうちにセリーヌオムのブラックスーツ＆ホワイトシャツ＆ネクタイそのほか小物を揃えたい。あ、そしたらブリーフケースも欲しくなるじゃないか。

ファッション系の物欲はエンドレスじゃ。

いよいよか？

2023SSコレクションをラストにバーバリーを去ったリカルドティッシ。今まさに彼のラストコレクションが展開されている。ギャルソンジャンキーの俺も一時欧州ブランドにハマったことがあった。ちょいワル親父になりたくて（苦笑）、持っていたギャルソンを手放してゼニアのスーツやらレザーを買っていたのだ。リカルドティッシを知ったのはその頃。ジバンシーのデザイナーとなり発表されたメンズのコレクションの衝撃は今でも忘れない。バンダナデザインのシャツ（当時組んでいたバンドのライブで着ました）やTシャツなど南青山にあったショップで買いましたわ。彼のコレクションに登場したモデルもそれまでのスリムで華奢で背の高いモデルではなく肩幅が広くマスキュリンなモデルが男っぽいコレクションを着こなしていた。Tシャツもオーヴァーサイズのものが多くストリート感満載。でも最近の有名メゾンが取り入れているストリート感ではなくあくまでも品のいい、綺麗な感覚。







これはティッシ本人かな。
こういうコレクションってないよなあ。今の有名メゾンが取り入れるストリート感はもっと派手で良い意味でも悪い意味でも下品な感じなんだよな。俺はパス。

バーバリーのリカルドラストコレクションも気になるが、いよいよリカルドが自身の名前を冠したブランドを発表するという噂がある。俺がギャルソン以外で物欲を爆発させられるのはあとはクロムハーツとディーゼルのジーンズとエディスリマンとこのリカルドくらい（十分多いわ！）。

待ってるぜ。

アヌシー、アローズ別注

2021年の新年、新しいダウンが欲しくて新潟のアローズへ。勧めていただいたのがピレネックスのアヌシー、アローズの別注モデル。生地が違う（高密度織りのポリエステル＋伸縮性に富んだ極薄のポリエステル皮膜＋トリコットの3層構造）のとワッペンがブラック。


これね。
当時セールだったのに加えてピレネックスのフェアもやっており、素晴らしい価格で手に入れることができました。

しかし、立派なフードが車の運転中は気になりヘビロテまでいかず。あ、ファーのみ着脱可。

今期はどうかなとおもっていたのだが妻がタトラスのアローズ別注を購入し、俺の気分もそちらへ。ちなみに妻のタトラスの生地も俺のと質感が同じ感じでこれがアローズのこだわりなんだね。ともするとダウンって生地がツルツルしていてスキー感が出てちょっとな、と思うこともあり、それが解消されている。
着てみると案外フードも気にならず、なんと言ってもあったかい。フードを耳までちょっと立てると、いいじゃない！頸までほかほかだよ。

加齢に伴い気分は軽くて暖かいアウターに限るというのが年々強くなってる。今期はヘビロテだね。

ジミヘン

NOAHとジミヘンのコラボ。TシャツをDOVERのオンラインショップで手に入れた。ほとんど完売のようでギリギリす。
この前のバスキアユニクロもそうだったけど、デザインは言わずもがな、このNOAHもサイズ感と着心地が素晴らしいです。

ここのTシャツ、いいなあ。

バスキア

バスキアが好きだ。デヴィッドボウイがアンディウォーホールを演じた伝記映画も観た。できれば作品も欲しいがそれは無理。メタリカのラーズじゃないんだから。

これはギャルソンシャツとバスキア財団がコラボしたシーズンのものだが、同じデザインのTシャツを、先日ついに宇宙にまで行ってしまった国内有数の大金持ちがその記者会見の時に着ていた。
俺の持ってるこのシャツは歴代ギャルソンシャツの中でも最高価格の部類かと思う。普通にアウターが買えてしまうが、好きか嫌いかで完全に評価が分かれるだろうな。俺は最大限の高評価で、大切に大切に着ています。

で、先日妻の買い物に付き合って立ち寄ったユニクロで見つけたのがこれ。参ったなあ、ゲットしてしまいました。
でもこれ、価格破壊の逸品だと思う。デザインは言わずもがなだが、生地の着心地、最高。すげえわ。
夏の部屋着になんて思ってたけど、普通に外出着のインナーにいいじゃん。

今と一緒

その昔愛読していた日本のファッション雑誌。特にこの号は捨てずに取ってありたまに見返す。

ナンバーナイン（宮下氏の頃の）のカートコベインサングラス。
ディオールオム（エディの頃の）タキシードジャケット。
ジュンヤとVANSONコラボのレザーライダース。
ディーゼルのスリムジーンズ。ややクラッシュ加工。
これまたナンバーナインのブーツ。

いやあ、かっこいいわ。

ファッションは年齢とか体型で変わっていくし変わらざるを得ないこともあるけど、俺はここ10年以上は基本変わってないなあ。コムデギャルソンを定期的に購入していることもあるけど、好きな感じは一緒。
アウター、ジャケットはブラック。基本ギャルソン。大きすぎず。インナーはロンTかシャツ。これはクロムハーツかギャルソン。一番拘ってるのはパンツのシルエットだ。スリムオンリー。ジーンズ中心。ディーゼルラブ。
靴は冬以外は基本ギャルソン＆ナイキコラボのスニーカー。冬はダナーのブーツ。あるいはパラブーツ。ここのは公式の場でもいける。
バッグはクロムハーツかギャルソン。
で、ここが最重要だがアクセサリーもクロムハーツ。

がんじがらめと思われるかもしれないが、好きなものしかそばに置きたくない感覚の方が強い。
多分この感じでずっといくと思う。

カート期

ジーンズの話題でも出てきた、NUMBER(N)INE、2002-3AW。
伝説のコレクション。直球ロック、直球カート。すなわち最強。

DIESELのJOGG

ジーンズ。

小学５年でロックに目覚め、中学生の時には完全にその虜に。憧れはレザーライダースにバンドT、超スリムなスキニージーンズ、ドクターマーチンのブーツで武装した痩身のロッカー達。イメージで言えばTHE CLASH、特にポールシムノン。

あー、かっこいい。こんなルックスに生まれたら、ロックやるしかないじゃん。

現実は辛い。肥満児で痩せる努力もしなかった俺には絶対にできないファッション。

大学で流行ったのがペダルプッシャーといわれる形状のジーンズ。太ももは比較的太めで裾が極端にスリムな、今思えば謎のジーンズ。CLOSEDのが最高峰でみんなの憧れだったが高価なのでそうそう買えず、似た感じのちょっと安いブランドのものを買っていたわけだ。（それでもかなり高かった。）
俺も買ったよ。太ってる割には足が細かったのでまあそれなりに着こなしていたが、やっぱりその頃ハマり始めていたギャルソンやY'sのパンツの方が好きだった。（こっちも高くて買えなかった。）

あれから数十年。あれほど定番中の定番だったジーンズはいつの間にか世の中のファッションの中心から外れている。うちの娘たちもジーンズなんて全然履いてないなあ。彼女たちが小学校高学年くらいの時に表参道のGAPで、店員さんにおだてられて、子供に買うには嘘みたいな高価格限定ジーンズを二人に買ってあげて、自己満足してたのが遠い昔だ。二人とも似合ってたけどなあ。結構愛用されてたし。

あとは１５年くらい前、バンド活動激しい頃、NUMBER(N)INEにハマってここのクラッシュジーンズを数本買ったわ。バンドTもえらくかっこよくて、併せてバンドのライブの時愛用してた。まだまだ体型は今より太め（苦笑）。

世の中の中心から外れたのかもしれないが、ジーンズは俺のファッション遍歴に欠かせない。これからもね。

で、ここ１０年以上はここのジーンズしか履かない。DIESEL。銀座のフラッグシップショップでモデルと見紛うかのようなルックスとスタイル、かつ接客も最高の女性店員さまに勧められて世界限定５０本のジーンズ（メイドインオカヤマ）も手に入れた。
あ、この時はレザーライダースも２着買いましたけどね。って買いすぎだろ（苦笑）。


最近はもっぱらJOGG JEANS。最新ゲットはこれ。



このところ薄手のJOGGばかりだったので新潟の冬にはちょっとキツかったのだが、これは厚手。でもちゃんとJOGG。ストレッチ完璧。
その昔大学の頃、高価格でぶっ飛んでいたペダルプッシャーのその値段よりもこれはもっと高いけど、過去に手に入れた多くのJOGG JEANSはまだまだ現役。絶対元取れると思う。

ギャルソンのブラックジャケットにクロムハーツのロンT、DIESELのブラックジーンズにギャルソン×ナイキのスニーカー、クロムのシルバーアクセとバッグで完璧です。俺の武装。

初モンク

レザー命の俺も歳を取る。最近は重いアウターはきつい。自宅から仕事場まで約１時間の車通勤、肩周りに楽なアウターは必須だ。寒い寒い新潟の冬の日々を守ってくれる俺のヘビロテアウター、このところはダウンジャケットに尽きる。ギャルソンオムのミディアムロングなダウンコートはスーツのアウターでも問題なし。アイジュンヤ×カリマーのダウンはフードも格納できてミディアム丈で使い勝手最高。アローズ別注のピレネックスのダウンジャケットはお尻まで隠れるいい感じの丈と凄まじい防寒性と軽さにフランスダウンの気合すら感じる。唯一の問題点はフードまでダウンたっぷりで、かつこのフードは格納できず外せないので車に乗る時は首回りの違和感が。

いずれにしてもダウンは必須だ。

冬に入る前の軽いダウンが欲しいとあれこれ検索。ダウンの定番中の定番モンクレールに。
薄手のダウンでフードなし、これに決めた。
いわゆるキルティングジャケットの雰囲気。ラベンハムとかのそれだとトラッドになるけど、ここのはかなりモード系。クロムハーツのロンTにディーゼルのジーンズでも問題なし、っていうかむしろ合う。
体へのストレスはノンノンノン。楽です。最近の寒さで連日愛用。

いいわ。

ドライブ

結婚25年の記念に俺は時計、妻は指輪を同じブランドのペアということで購入したのが4年ほど前。カルティエはその後新潟からブティックが撤退してちょっと困っているが、メンテナンスをほとんどしていない部分が心配ではある。
最近は何しろスーツを着ない、公式の場がないなどの状況ですっかりコレクション状態だった。日々使うにはソーラー電波が最高。G-SHOCKとシチズンのヘビロテ。
このところ朝晩はすっかり涼しくなり、ジャケットを着る機会も増えたのでつけてみた。
やっぱり、自動巻の時計って背筋がシャンとなるよね。



発売時には曲面が綺麗なクッションケース、完全自社製ムーブメント、裏面スケルトンなど、このスペックでこの価格はまさに戦略的とまで言われていたが、カタログにはちゃんと残っているけどあんまり話題にはならないね。その分レア感は高いけど。
文字盤はこのブラックとホワイトがあるけど、当然俺はブラック。

ちゃんとしなきゃいけない時は、ちゃんとこれを付けます。シャンとするために。

追加T

最近Tシャツは着心地最優先。まず肩が楽なこと。生地が肌に優しいこと。そしてサイズ感。ピタッとでもなく、ルーズでもない絶妙サイズ。着丈は長め。
もちろんフロントのデザインが秀逸なのは大前提。カッコ悪いTシャツなんてろくでもない。

で最終的にここに落ち着く。AmplifiedのロックT。
買いすぎて最近買ってなかったが久しぶりにゲット。

やっぱ最高。

強いて言えば首の後ろのタグがチクチクして困るので買ったらまず生地を傷つけないように切るくらい。
ガンズのTはタグ切ってもネックの後ろにガンズのロゴがプリントしてあってかえってかっこいいわ。

こっちも

バンクシーとglambのコラボ。かなり前にネットで見つけて予約寸前まで行ったが結局やめて。一時は予約も終了していたのだけど復活したようだ。
これはコスパが最高。glambはリーズナブルな価格に比してデザインや生地の質が非常に良いのは以前から愛用しているロンTでわかっている。



プリントのないタイプもあるのだがどうせならバンクシーネズミを背負いたいわな。

これも欲しいぞ。（大丈夫か俺の物欲。）

久々ライダース

uniform experiment2021-22AWコレクション予告に出てきたこのライダース。見る限りショットなどとのコラボではないようだが、、。

まいったなー。物欲が。

５８歳

５８歳になった。
職場のスタッフ（俺以外全員女性）からは毎年花をもらうのだけど、やっぱり嬉しいですね。
妻は、こだわりが強くて趣味のめんどくさい俺のために毎年＜欲しいものを買ってね。＞と言ってくれる。買うときはもちろん一緒に行くよ。最近は大体ギャルソンで買うのだけど、今年は前述の様にこれと言うのがなくて、まだ何を買うか悩んでいる。

だが、俺の物欲なんて、ほぼギャルソンかクロムハーツ。



あとはネックレス、かな。
あ、ちょっと長めのデイリーに羽織れるブルゾンも欲しいな。ジュンヤのがあったらいいなと思ったのだけどサイズ欠けなど条件悪かったので、他のできたら日本のブランドで。おお、物欲。

ライダースlove

レザーのライダースジャケットが好きだ。

高校３年の頃、ちょっとファッションに目覚めた頃。でも、肥満児で着たかった服は着られない頃。レザーブルゾンが欲しくて欲しくてたまらなかった。大学に入る前の春休みに上野のアメ横で初めてレザーブルゾンを買った。中田商店だったかなあ。１万円はしたと思うのでこの頃の俺からしたらあり得ない高額出費。おそらくサイズはLL、でもパツパツ。インナーにラガーシャツ、パンツがスラックスってのも今の俺の感覚からしたらあり得ない、ツッコミどころ満載なんだが、１８歳の黒歴史ということで。

３０数年後、こうなった。

uniform experimentの貴重なライダース。SOPHではschottコラボとかのレザーは出しているけどこのようなオリジナルのレザーは最近出してないと思う。俺の好きな着こなしがインナーに長めのロンTを入れること。これはたしかH&M。パンツはもちろんスキニージーンズ。共同デザイナーの藤原ヒロシがルイスレザースloveなので、おそらくオマージュ満載だと思う。

ルイスレザースもいつかは欲しいのだが、その前に手に入れてしまったのがこれ。

クロムハーツ。スタンドカラーのシングルライダース。俺の持っている洋服の中で最高額。ただ、革が重くて硬いのでデイリーにはとても着られない。最近ようやく革が柔らかくなってきたのでもっと着ようかなと。



現在のヘビロテは２年前くらいに購入したDIESELのライダース。新潟のDIESELを扱っているショップで店長さんと以前から懇意だったのでそれもあり購入。買った時からありえないくらい柔らかくて軽くて、クロムハーツとは真逆。毎日着れます。

とてもよい。

キビキビ

ALL TRACK早くも車検。もう３年も経ったのね。ディーラーさんが代車に用意してくれたのがPOLO。カミさんのゴルフⅤが１３年目、走行距離はまだ５万くらい、足回りとかエンジンは全く問題ないのだがそこらかしこに劣化の気配。当たり前だわね。きっと＜これどうですか？＞的代車なんだろうね。

乗ったのはcomfortline。ハロゲンライトだったりスピーカーがフロントだけだったりだけど、そんなの気にならないくらいいい！俺のALL TRACKよりも足回りは硬い。曲がる時のロールもあまりなく、シュンと回る感じ。ベースはゴルフと一緒なので違和感は全くないし、カミさんにも試乗してもらったけど同じ感想だった。車幅1.75m、全長4mなのでコンパクト、カミさんのゴルフⅤより小さいので実に扱いやすい。

以前はBMW X5とかポルシェカイエンとか、でかいSUVに乗ってぶいぶい言わせてたこともあったけど、ジャガーXtype以来車のサイズは小さめ。車幅1.8m以内、全長4.6m以内くらいが楽。俺のタワー駐車場もこれ以上は入らないし。もう若くないし、ぶいぶい言わせることさえ気にしなければ（苦笑）小さい方がいいよな。できたら小さくでも押し出しの効く車がベストだけど。俺のALL TRACKは車検通してあと２年は乗るけど、カミさんのはどうしようかな。これなら時々乗りたいわ。

定番

１８歳、すぐに１９歳になった大学生の俺。自身過剰な田舎者はあっという間に都会？の現実に押しつぶされ、同級生でありながら年上という謎の存在（大学だから）の友人たちによって自身の子供っぽさ、カッコ悪さを思い知ることになる。
なんか、記憶がごちゃごちゃな気もするのだが、俺がコムデギャルソンによってアイデンティティを取り戻すまでの間、俺は都会の今となってはありえないファッションセンスに毒されそうになっていたのだ。
そんな奴ら（笑）は冬になるとこれを着ていた。AVIREX B-3。ムートン。画像はブラックだが当時はブラウンをこぞって着ていた。インナーは真っ白ショートスリーブT。ボトムは腿が太くて裾は超スリムなジーンズ。E○E○B○UE？だっけ、が大人気だった。それにルイヴィトンのセカンドバックを合わせて六本木と西麻布を闊歩するわけだ。地元が都内のおぼっちゃまですよみんな。まあ俺も田舎のおぼっちゃまだったけど、レベルが違い過ぎて。

大学生になったばかりでどう生きていいかも全くわからない、プライドだけがマックスの１９歳に、こんな刺激は強過ぎて、年齢が一緒の同級生が完全にそれに影響されて付き合いで行ったその手のアイテムが目白押しのショップでどうしていいかわからずとにかく店員に買わされないようにだけ必死にブロックしていたのを覚えている。

コムデギャルソンがなかったら、俺はいったいどうなっていたのだろう。ありがとうギャルソン。ありがとう川久保先生。

ところが、時代は過ぎて俺も歳をとる。で、当時とは比較にならないくらいカッコよくなったと完全に自己満足の自分がいる。４０歳が近くなりいつまでもギャルソンじゃないだろう、なんて気の迷い。LEONを愛読するようになり、イタリア系ファッションに移行した時期があった。
そのLEONにAVIREX B-3が登場したのさ。あれは衝撃的だった。でもさすがはLEON。ちゃんとブラックを選んでいた。インナーにイタリア系のホワイトシャツとスリムな綺麗めジーンズをセレクトして実にカッコよくコーディネイトしていた。
早速行ったよ新潟のAVIREXに。着たよ２０年ぶりくらいにB-3。

うーむ。

保留。

やっぱ細身じゃないと軍隊のようになってしまう。

でもAVIREXはあれから２０年も経って俺の愛用ブランド。B-3は買わなかったけど、俺にとっての永遠の定番がこれだ。



N-3B。

この形が究極だ。かっこいい。これは限定のハイスペックヴァージョンで、通常ラインとはかなり様相が違う。外生地のナイロンもグレードアップされており、中綿はウールを充満させて暖かさが桁違い。重さも桁違いだけどね。今あるヴィンテージラインのものと近いと思う。価格もね。

これを買う前に数年愛用していたのが３０周年記念ヴァージョンのN-3B。妻も同じヴァージョンのレディスを持っていてペアだったのだけど、妻はその重さに耐えかねて手放してしまった。個人的には彼女の童顔にミニタリーのギャップがすごく良かったんだけどね。

B-3は着ていないけど、このN-3Bを着るとなんだか大学生の頃のことを思い出して、ちょっとセンチメンタルになるのさ。



で、この話のオチはこれ。数年前に購入したギャルソンオムの薄手N-3B。相当の人気だったと聞くがありがとうガールトーク。
ファスナーが不調になり本社経由で交換。ちょっと時間はかかったが春になったらまた愛用するね。