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オリジナルとカヴァー [戯言]

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写真は本文とは全く関係がありません。大好きなアルバムジャケットなんで。 

 

ライブハウスで対バンしたりして自分よりも若いバンド(ほぼ100%若いですが)の曲を聴いていると最近はほとんどのバンドがオリジナルをやっている。たまに<コピーバンド大会>と銘打ってそういう系列のバンドが出ることもあるけど(数年前に対バンしたミッシェルガンのコピバンは凄かった!)多くはオリジナル中心のバンド。特に10代後半から20代くらいのバンドはほぼ全員オリジナル。

凄いなー。

ボディスナは第一期のころからオリジナルはちょこちょこやっていたけど、俺がベースになって3年近くでようやく全曲オリジナルにたどり着いた感じ。今は自分たちの大好きな、影響を受けているロックバンドに敬意を表してカヴァーをする1曲以外は全部オリジナルにしている。まあ、俺たちの曲にオリジナリティがあるとはもちろん思わないけどね。元ネタ満載だし、俺の歌詞はワンパターンだし。

でもこの前のライブで来てくれたお客さん(女子)がSALT SHOWER BROTHERSをえらく気に入ってくれて、とか楽しいこともある。俺と官僚と搾取を愛してくれる良康君もいるし。

VAINの良康君は、オリジナル至上主義なんていうと誤解を生みそうだが、オリジナルへのこだわりは半端ない。 最近の彼のソロを見ているとそういう意味でも別次元。VAINでの共作はそこまでいけるかなー。足引っ張らないようになー、なんて思ってないけど[わーい(嬉しい顔)]彼のオリジナルへの思いを見ていると本当に触発される。

オリジナルというのは特に歌詞は自分をさらけ出すものだから、そういうのが苦手だったり許せなかったりする人種には無理。で、そういうやつは自己満足的なオリジナルには拒否反応を示すんだろうけど、まあ、ロックを、バンドを、演奏を、うたを、なんでやっているんですか?という思いの違いだろうからなんともいえない。

俺のカヴァー曲への思いは、それをつくったひとへの尊敬、愛情。で、それを演奏する時はそのなかに自分を込めていくことを絶対に忘れない。

 

難しい問題ですけどね。 

 

 

 


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