そして２０年が過ぎた

ロックンロール名誉の殿堂に選ばれたニルヴァーナ。デイヴとクリスのスピーチが泣ける。２０年経ってこれだけの思いを世の中に伝えることができるようになったなんて、ちょっと感傷的な気分になりながらも、よかったな、と思える。特にデイヴのその後の活躍、ニルヴァーナが提唱したオルタナティヴなロックンロールを自分の形でフーファイにおいて表現している、それを見ているともっとだ。

カートの不在を嘆くのは簡単だけど、そこを乗り越えて新しい音楽を作り出している多くの継承者達が、それを埋めていってくれるだろう。殿堂入りなんてなんだかカートっぽくないけど、４７歳のカートだったらきっと照れながら＜thank you.＞って言ってくれるんじゃないかな。で、受賞後のライブで＜rape me＞をやっちゃう、という。 

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