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歌詞の重み [Me&My]

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レッチリは俺にとって永遠のバンドだ。特に20年近く前にロックにずぶずぶの4人で結成したバンドでやり始めてからは。俺は当然リードヴォーカルなわけだがレッチリのメンバーで誰が一番好きだったかというとそれは圧倒的にジョンフルシアンテだったのだ。彼の生き様、若干18歳でレッチリに加入し、ロック史に残る大名盤を作り、<気が狂ったとでも言ってくれ>との名言?を残して脱退、電撃再加入。このドラマと連動するかのようなあの枯れまくった最高のギターサウンドと哀愁漂いまくりのヴォーカルが最高だったのだ。

今はどうなのか。

7年ぶりのロックバンド、リードヴォーカルオンリー。必然的に俺の目はアンソニーに向く。以前は彼の醸し出すマッチョイズムに共感できなかった部分がありドライに見ていたのだが、今回歌詞を真面目に追ってみて、彼の中で共存する矛盾、マッチョでありナチュラリストでありアーバンですらあるという矛盾。で、パンクであるという矛盾。マッチョイズムと最も相入れないパンク、バンドで言うとクラッシュとか、その矛盾が混沌とした魅力を噴出しているのだと気付いた。

演奏曲のひとつCan't stop、歌詞が長すぎて覚えられないので、日本語訳を並列して覚えているのだが、往年のバンドや著名人など、自分がリスペクトする人達への愛に溢れていて最高。

頑張って覚えますぜ。

ああ、で、これは彼の世界に近づきたくてAmazon古本でゲット。