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HOMME PLUS 20-21AW [ギャルソン]

COVID-19禍の中、例年よりも一ヶ月の遅れで20-21AWドロップ。
東京には行けないので例によって丸の内店Nさんとメールで綿密にやりとり。
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コレクションのラインではないが、複数のジャケットを解体再構築した複雑怪奇なエステルジャケット。
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妻曰く<チュニックみたいだね。>こうなるとメンズとかレディースとか関係ない。9月が暑くなければライブ衣装に最高なのだがどうだ。

このほかガールトークからもようやく20-21AW、オム、ドゥ、シャツの案内が。
俺にとって洋服を選び、着ることは歌うことと同列の珠玉の喜びなのである。

COVID-19禍の中でいままで当たり前だったことが当たり前でなくなり、<新しい生活様式>いわゆるNEW NORMALをどのように自身の生き方に織り込んでいくかが問われている。
俺が生計を立てている本業はESSENTIAL WORKERだが、COVID-19で大きなダメージを受けている。それでも俺のところに来てくれる人達のために、その人達の役に立てればとスタッフ一同頑張っている。
NEW NORMALはこの仕事への障害がないように必要な手段である。

さて、プライベートはどうか。
本業の関係もあり、感染の可能性がある会合はほとんどなくなった。ロータリーはNEW NORMALの制限のなか会合は復活したが、今までのようなはっちゃけた飲み会は望むべくもないし俺ももはやそのような飲み会は怖くてできない。ましてや<接待を伴う夜の飲食店>なんて、ありえない。あんなに大好きだったのに(苦笑)。もう、COVID-19の知識が無意識に定着していて、よくわからない人が接近することへの恐怖すら感じてしまうのだから、接待を伴う行動なんてもうありえない自分がいる。

じゃあ、バンドはどうなんだ。
ライブハウスはクラスターとして大々的に報道され、ライブは壊滅的なダメージを受けている。新潟でもセミプロレベルまでのバンドライブは細々と再開しているが、メジャーなロックバンドのライブはまだ開催できていない状況だ。誰が最初にやるのか?みんな戦々恐々の状態なのだろう。だって怖いのはウイルスそのものではなくて、人間が作り出す恐怖だからね。
我らがミーマイも9月にライブ予定。NEW NORMALの中で感染せず、させずに開催できるか、ライブハウスのスタッフの皆様も日々模索だと思うが、どうなっていくのだろうか。

ロックバンドで歌うことは俺にとって生きていくことと同列に近い。アコギで歌うことももちろん十分に俺を奮い立たせることではあるがロックバンドのそれは次元がやはり違うのだ。



このどうしようもない状況の中で俺をなんとか成立させているものは愛する家族であり、ロックであり、歌うことであり、そしてコムデギャルソン を着ることなのだ。
川久保玲の圧倒的な作品を見て、手にして、俺は改めてそう思った(と、無理やり結論に持っていった。)