ビュンビュン！！

http://www.youtube.com/watch?v=Z-6Bdn5hJoY
日本ロック史に残るライブ名言と言えば村八分の＜あっ＞の前にチャー坊が叫ぶ＜うるせっ。文句あるやついたらこっちきたら？＞だが、それに勝るとも劣らないのが外道の＜ビュンビュン＞だろう。町田のお祭りのときにこともあろうか警察署の隣に特設ステージをつくって演奏。そしてこの暴言。
＜おまわりさん楽しいですか〜？以下省略＞
ベースの青木正行。外道が警察権力としょっちゅうトラブルを起こしていたことは有名な話。で、イントロのまさに棍棒かなにかでなぐられたみたいなリフ。ベースとギターがいっしょくたになったリフ。ティムボガートのようなこの歪み。最高じゃないか。


村八分とよく比較されるが、全く別物。俺はBB&Aを思い出した。村八分があえてテクニックを外した感じだから。危険で危なっかしい感じは似ているのだが外道の方がもっとずっとしたたか。いい悪いは関係ないね。こんなバンドが７０年代の日本にいたなんて。まああのころは村八分といい、頭脳警察、サディスティックミカバンド、キャラメルママ周辺、ムーンライダース、四人囃子、現代の日本のロックに限りない影響を及ぼした凄まじい連中が目白押しだったんだわね。