この感じ

ジョンスペンサーブルースエクスプロージョン最新作＜meat and bone＞が実に最高の出来だったが

 

ギターウルフとのスプリットEPにDVDのついたのがまた素晴らしく。

 

なによりこのアルバムジャケットが秀逸。このTシャツが当日のライブで販売されたらしいが欲しいなー。ビースティボーイズのSHE'S ON ITをカヴァーしている。これまた最高で。ああ、このバンドを誉めるのにこんな低レベルの言葉しか出てこないのが悲しいが。ロックでブルースでファンクでヒップホップでジャンクでダーティでたまらん。ロッキングオンにインタビューが出ていたが、彼らにとっての理想はストーンズではなくイギーポップ、ストゥージズなんだと。わかるね。

ビースティボーイズはMCAが耳下腺腫瘍で亡くなってしまって、なんだか同世代としては辛いものがあるのだが、アドロックもマイクDも健在だから、なにかしてくれるのを待ちつつ。

これはラップメタルの原型みたいなデビュー作だが、全然違うね。このどうしようもないチンピラ感は油断すると刺されそうな怖さがある。

元々ビースティはトリオのパンクバンドだった訳で、特に＜AGLIO E OLIO＞は久々にやってみました、みたいな爽快感がいいね。

 

言わずもがなの超名盤。サボタージュの破壊力は永遠だ。