所有欲

マックのG4 cubeが発売されて２０年だそうだ。わずか１年で販売中止となった伝説？のパソコンだが、俺は所有していた。所有欲を圧倒的に満たす素晴らしいデザイン、性能も全く問題はなかったのだが、おそらくそれには見合わない高価格と電源トラブルなどで人気は出ず。俺もしばらくはメインマシンとして活躍してもらっていたが、最終的にはちょっとした具合ですぐ電源が落ちるトラブルに見舞われ、敢えなく廃棄処分、機種変更。デスクトップマシンはその後一体型のiMACが現在２代目。現在のマシンもだいぶ前の機種で最新OS対応にならないのと起動してしばらくの動作が地獄的に遅いので早く機種変したいのだが、COVID-19禍で節約モードなのでもうちょっとがんばってみようかなと。自宅にはちょっと前のmacbook air（でこれを書いている、うちのマシンでは一番新しいやつ）が問題なく稼働中だし。これで業務上論文とかスライドとかやりだすと違うのだが今はそれもあまりなく。ドキュメントと簡単なスライド作成くらいなら旧式マシン（とipad mini）で問題なし。

COVID-19禍で勝ち組負け組がよりはっきり分かれてきて、というか、９０％以上の業界、業種は負け組で、わずかな勝ち組がほとんどを支配しているかのようだ。アップルもその数少ない勝ち組で史上最高の利益と株価だそうだ。その昔powerbook DUOを手に入れて以来のアップルジャンキーとしては嬉しいのだが、よく言われるように、今のアップルがスティーブジョブスの描いていた未来そのものなのかはわからない。アップルに限らず、この種の業界はほとんどがパソコンではなく、タブレットとスマホに移行しているから。スマホは得意だけどパソコンがいじれない若者が多いと言うのも当然か。

俺なんていまだにスマホのあの指を縦横に動かす文字入力、できねえ。だからスマホでメール返すのもいやだ。ipad miniのほうがまだいい。キーボード入力万歳。

あ、でもLINEは便利だ。あと、５年くらい使っていたiphone5sを11proに機種変したので俺のスマホは仕事場のiMACよりはかなり高性能。ipad mini5ももちろん。

えっと、何が言いたいか？11proとipad mini5を駆使しながらも俺はマッキントッシュも買い続けると思う。パソコン的な考え方や情報処理能力と、スマホ的なそれとはかなり異なる部分があるらしいとの意見もある。それと最近のSNSの問題点の一部は気軽にスマホで打ち込んでネットに公開してしまうことにあるのではと思うから。メールでもそうだが、一旦書いて、＜送る、投稿する＞前にそれを読んで、ワンクッション置ける部分はスマホよりもパソコンの方が有利のような気がするのだがどうだろう。

俺はこのブログしかやらないしコメントもさせないし、YOUTUBEの動画もコメントさせないし、Twitterもインスタもfacebookもやらないし、これからもやるつもりもないし、LINEも選んだ人としかやらないし検索もさせないし、エゴサも絶対にしないからこの手からはどんどん置いてけぼりなんだろうけれど、全然困ってない。困ってることすら気付いてないのかもしれないけどまあ、いい。この極北のブログを見てくれているトータル１００万のアクセスだけを俺は信じている。その中には俺を知っている人もいるだろうし、知らない人もいるだろうけどそんなことは関係ない。ここに書いてあることに何らかの共感を感じてくれる人、その感性を俺は信じたい。

話が完全に逸れてしまったが、まあ、アップルは大好きだと言いたかった。また俺の買いたくなるようなパソコンも作ってくれ。今のラインだとmac miniにブラックのキーボードとマウス、別メーカーの黒いディスプレイのセットなら買いたいが、ほんとはiMAC PROのカラーリングでもっと安かったらいいのに。あれは俺にはオーバースペックすぎる。

iMACが現実的選択なのかなー。ちょっと悩もう。