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犬と奴隷 [ROCK]

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ギターロックは終わったとか、ロックはもうメインストリームではないとか、そんな戯言をほざく奴らには黙ってこのバンドを聴かせてやればいい。

そう、マネスキン。

で、そいつらがマネスキンを聴いて黙ってくれたら、イギー&ストゥージズの<I wanna be your dog >とマネスキンの<I wanna be your slave>を聴き比べてもらう。で、イギー共演のヴァージョンでトドメだ。

マネスキンのロックは男根主義ロックとかマッチョイズムでロックを語ることが実にくだらないかをわからせてくれる。ヴィクトリアのあえてあのルックス、そこに単純にセクシャリティを感じる単細胞の輩に「何考えてるの、馬鹿じゃないの?」ときついお灸を据えられる。そこから彼らを理解することが始まるわけだ。で、俺たちは犬になり、奴隷になる。ちゃんと理解した上で。

お前の犬になりたい、と1969年の時点で叫んでいたイギーポップは、実に正しかったし、お前の奴隷になりたい、と2021年にイギーと共演したマネスキンは、更に正しいのだ。