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ギャルソンであること [ギャルソン]

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ブランドのロゴというのはそれがハイブランドであればあるほど色々な意味で<有効>だ。フランスのあのブランドとかイタリアのあのブランドとか。
その昔大学生だった頃、東京の一等地に住居を構えるお坊ちゃんたちに囲まれて、のこのこ東京に出てきた田舎のお坊ちゃんはわずかな自信を完全にへし折られ、ギャルソンやワイズに救いを求めてそれは現在に至るわけだが、今の俺ならその頃のバブリーな同級生の2億倍くらい全てにおいてかっこいいと言える自信があるが、その頃の俺は田舎者の謎の自信しかないただの肥満児。そんな連中がこぞって持っていたのがハイブランドのセカンドバッグ。そう、あれですよあれ。今だとこのブランドのロゴがバリバリにプリントされたバッグを田舎のおば、、、(以下放送禁止)。

すいません。トラウマです。ほぼ完治しましたけど。

で、そんな欧米のハイブランドに唯一同レベルで生き馬の目を抜く地獄楽のファッション界を席巻しているのがコムデギャルソンだという話をしたかった。かつ、その昔欧米のハイブランドセカンドバッグを持ってスポーティテニスorゴルフファッションの連中にはコムデギャルソンなんて絶対に似合わないという。なぜ自分には大丈夫なのかと思っていたのかはまさにこれが田舎お坊ちゃんの謎の自信。

そんな俺が最近気に入っているのが数年前にガールトークで購入したこのトートバッグ。BANNAIのアートワークでギャルソンのロゴを全面にプリント。いやあ、最高。ただ持っていると非常に目立つ。これを持って街を歩くと大体ガン見される。気にしないけど。
これを持つときはジャケット、インナー、パンツ、スニーカー、完全にブラックにする。そうするとこれがいい感じで映えるんだわ。

話題は変わるけど、今期のプリュス。テーマであるパンク道化師のあまりのカラフルさにちょっと眩しくて躊躇していたのだがコレクションの画像とか見ているうちにだんだん慣れてきて、俄然欲しくなってきている。アローズの栗野さんも今期の鍵は<カラー>だと仰っている。俺の完全ブラックモードにこの綺麗なパンク道化師のカラフルをねじ込んだらいいじゃないか。

60還暦。だけどパンク。適度にぶっ飛ばす。