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初恋 [ROCK]

宇多田ヒカルは2016年のFantômeからが最高だと思っている。

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彼女の数ある傑作のひとつ、真夏の通り雨を含み、名曲が目白押しのこのアルバム。人の心の奥底を見透かしているかのような美しい日本語と、それしかないだろうというメロディ。どこからどう聴いても宇多田ヒカル。天上天下唯我独尊とはまさにこのこと。オリジナリティの権化だ。

しかし最近、こっちもいいなと思っている。

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初恋。10代の彼女はFirst Loveという英語表記で素敵なバラードと同名のアルバムも大ヒットさせたけど、このアルバムは日本語表記。多くの経験を経て、あえて初恋というタイトルで世に問うた。名曲揃い。Forevermoreは前述の真夏の通り雨に匹敵する美しさだ。

Netflixでたまたま彼女の2018年のライブを観てえらく感動して、帰りの車の中で初恋を聴き直してみたらこんなことを思った次第。