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嘘がない [ROCK]

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ローリングストーンズ18年ぶりのニューアルバム。聴きましたよ聴きました。
いやー、ハマったハマった。遅れてきたとはいえ結構なストーンズマニアとして言わせてもらえばこれはストーンズアーカイヴの美味しいとこ取り。こういうベテランバンドは外部の血を入れるといい感じになるんですよ。さすがアンドリューワット。わかってる。
最新インタビューをちらっと見たところでは往年の名曲を思い起こさせるとインタヴュアーが感慨深く語るとすかさずミックがそうは思わないと一蹴するあたり、これも現役魂バリバリの80歳面目躍如。

ピッチフォークでは4.5点の低評価。はあ、どうでもいいわ。ベテランバンドをこき下ろすのはこの手の雑誌の常套手段だけど、そういうの、もういいんじゃないの。ベテランだろうが新人だろうがいいものはいい。大切なのはそのロックを魂(たましい)でリアルに嘘偽りなく鳴らしているか、だ。俺はこのアルバムに、ミックの声に、キースとロンのギターに、レディガガに、そして参加しているミュージシャン全員に、亡くなったチャーリーにももちろんのこと、それをビンビンに感じた。だからこの音を100%支持する。

もっとちゃんと魂でロックを聴こうぜ。斜に構えていたって世界はよくならない。