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俺は知らなかった(妻は知っていた) [ROCK]

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https://www.youtube.com/watch?v=3q7I50nXEiY

俺が敬愛する男の中の男ヴォーカリスト(俺にとって彼は俳優というより、ミュージシャンにしてナチュラルボーン呑み鉄)六角精児の星の数ほどある(さすがに大袈裟?)名曲の中でもこの<愛のさざなみ>は最高峰に位置する、、、と思っていた。
まさか、、、、、カヴァーだったとは。大魔王、一生の不覚じゃ。

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https://www.youtube.com/watch?v=Re1aXTz4Xa8

オリジナルは昭和歌謡のリアルレジェンド、島倉千代子が歌った1968年のミリオンセラー大ヒット曲。っていうか、俺が知らないのがむしろやばかったようだ。
なんでこれに気づいたかというと、先日NHKのうたコンを妻と見ていたとき。島倉千代子のミニ特集があって、これをあの長山洋子が歌っていたから。で、子供の頃からお母様が歌っていた昭和歌謡の数々を骨の髄まで染み込ませている我が妻に聞いたところ「知ってるに決まってんじゃん。有名な曲だよ。」と直球ストライク。いやー、だめだ、まいった。

この曲の何がすごいかって、イントロの歌詞に尽きる。

この世に神様が 本当にいるなら
あなたに抱かれて 私は死にたい

なんなんでしょうかね。これは。

もちろんこれがカヴァーだったからといって六角精児の評価には何の影響もないんだけどね。むしろこれを選曲して異なったアレンジであたかも自分の楽曲のように歌いこなした彼のミュージシャンとしての才能が際立つわけで。

ちなみに、往年の昭和歌謡で俺が一番好きなのは、ちあきなおみの<喝采>。歌詞、メロディ、歌唱、彼女の佇まい、すべてが完璧に融合したパーフェクトな楽曲です。素晴らしい。