やっぱ素晴らしい

音楽とか映画とかの芸術、エンターテイメントに関しては俺と妻はほとんど趣味は合わないのだが、これだけは別。

ふたりとも、エイリアン大好き。

俺は結構コアなファンだと思う。だって、エイリアンの初上映を映画館で見ているから。週末なのにガラガラの今は閉鎖した三越となりの映画館で。中学生くらいだったか。凄まじい衝撃を受けたのを覚えている。

エイリアン３は妻と映画館で見た。一般的には暗すぎて評判が悪いらしく、デヴィットフィンチャーも振り返りたくない過去らしいが、こんなに素晴らしく、完璧な終わり方はないと思う。あの、溶鉱炉にリプリーが落ちていって、胸を突き破ってでてくるマザーの幼少を手で押さえつけて一緒に火の海に下っていく、あの名場面。だから４は認めたくなかった。（妻はいまだに認めてない。）

おそらくリドリースコットの最新エイリアン映画も関係があるのか、発売されたこのブルーレイ４枚組を購入し、あえてバラバラに見ている。２を途中まで、で、このまえ４を全部見た。あ、この４枚組、すべてに完全版と通常版があって、なかなかおなかいっぱい。

やはり４は変形版スプラッター映画かな。そんな感想だが、昔よりは冷静に楽しめた感じ。エイリアンにぐしゃっとやられちゃう、あの辺の状態は、臓物まで露わにするのが理想的な気がするし。


で、今は１を見ているところ。ゆっくりしていて、かえって怖い。