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ネオ女王 [ROCK]

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 クイーンは俺にとってロックの原点だ。ビートルズ、ストーンズから乗り遅れた俺たちの世代。中学生だった俺にとってのロックはクイーン、キッス、エアロスミスだった。あとはディープパープルかな。レッドツェペリンはもう少しあとに理解する感じだったし、ストーンズは40代くらいまでいまいちその魅力に気づかず。ただハマってからはヤバかったけど。ビートルズは結局一回もハマる事はなく今に至る。すごいのはわかるんだけどなんだかねえ。

 クイーンは全てにおいて完璧だった。個性的かつ美しいヴィジュアル、ハードロックを基本にしながらもバラエティに富んだ曲の数々。個々のテクニックの素晴らしさ。どのメンバーも個性的で、一声、一音出しただけでそれとわかるオリジナリティの権化。俺が強調したいのはリズムセクションの二人。ほんとに上手い。ロジャーのフィルイン多用かつ正確なドラミング、ジョンディーコンのボトムを支えながらも高音から低音まで変幻自在のメロディアスベース、いずれも伝説級。

 まあ、フレディとブライアンの凄さについては語られすぎているのでここでは省く。

 俺はフレディの追悼コンサートでのジョージマイケルの<愛にすべてを>を聴いて、「ああ、フレディの代わりになるとしたら彼かな。」と思ったのだが、時を経てアダムランバートのパフォーマンスを観て、これはジョージを上回るのではと度肝を抜かれてしまった。二人ともフレディマーキュリーを心から尊敬し、影響を受けていることを公言しており、それはフレディと二人に共通するセクシャリティにも大きく関係することなのだが、別にそうだからではなく、純粋にヴォーカリストとしての技量でフレディのうたを引き継ぐことができると思った。

 ファンは正直だ。アダムを受け入れた。そこにはアダムのフレディに対する圧倒的なリスペクトを感じている部分も大きいと思う。

ネオ女王来日。高校からの友人とバレンタインデーに参戦。SS席25000円也、チケットゲット。価値は遙かにこの価格を上回ること間違いなし。10年前のストーンズ東京ドームの感動レベル再び。


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これで予習じゃ。