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ブルース [MOVIE,ART&TV]

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空いた時間はもっぱらnetflix。今日はこんな素敵な映画を見つけた。
1980年代のイギリスでパキスタンからの移民として慎ましく生きている家族。厳格なムスリムの父の束縛の中でそこから抜け出したいと願う青年が友人に借りたブルーススプリングスティーンのカセットを聴いて感銘を受け、全てが大きく動き出していくストーリー。もちろんハッピーエンド。

やっぱロックをテーマにした映画はいいなあ。
ロックに人生を救われた人間としては、こんな青年が世界中にたくさんいてほしいなと願うばかり。

あと、もっと英語のヒアリングができたらいいなーと思った。以前もU2のライブビデオで歌詞の日本語訳が出てて、こんなことを歌っているのか!と改めてその楽曲の魅力を再認識することがあった。
ボス(もちろんブルースのことね)の楽曲は歌詞にドラマがあり、一曲一曲が短編小説のようだから、それをもっと理解できたら最高なのにな。
ボスとかU2の歌詞をそのまんま日本語で歌ったらストレートすぎて退いてしまう可能性もあるが、英語だとワンクッションあるから違うのか。日本語とロックの相性が悪いとは、佐野元春の楽曲を聴けばわかるように全然思わないけれど。

主題からは脱線するけど、元春の歌詞は心に刺さる。まずは<ロックンロールナイト>、<99ブルース>、<シャドウオブザストリート>、<情けない週末>あたりを聴いてみな。泣くから。


とりあえず、ロックは人生を変えるよ。それは間違いない。