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壇蜜さんの声が好き [MOVIE,ART&TV]

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いろいろ言われてはいるが(きっとそれは受信料を徴収しているから)NHKには秀逸な番組が多い。
俺がよく観ているのは<ドキュメント72時間>、<歴史探偵>、<世界ネコ歩き>、<世界はほしいモノにあふれてる>、<ダークサイドミステリー>、<フランケンシュタインの誘惑>、<ヒューマニエンス>、<コズミックフロント>などなど。

そして、この<呑み鉄本線日本旅>。

六角精児のキャラ全開、彼の楽曲も最高なのだが(お父さんが嘘をついた、は歴史に残る名曲)、なんと言っても壇蜜さんのナレーションに尽きる。彼女の柔らかく、なんとも言えずセクシーな声。いやあ、あれを耳元で囁かれた日には、、、(以下省略。)

壇蜜さん、体調不良でお休みされていましたが、先日の只見線の回でナレーションされていました。これはいつ録られたのかわかりませんが、よかったです。

余談だが、俺は呑み鉄を観ると飲めない日本酒を無性に呑みたくなる。

シンクロ [MOVIE,ART&TV]

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で、おげんさんサブスク堂でおげんさんが推していたのがこの映画(とサントラ)。
映画冒頭でジョンスペの超名曲ベルボトムズが流れ、音楽を聴くとドライヴテクニックが覚醒する主人公が凄まじい走りを見せる。曲のブレイクや歌詞の内容と完全にシンクロした映像がまさにMVのよう。これが映画全編にわたって繰り広げられるのだからたまんない。アカデミー賞の音楽賞など3部門にノミネートされたのもうなづける。(受賞はならず。)
ベルボトムズ以外にも俺の大好きな曲が流れまくる。フォーカスの悪魔の呪文、ダムドのニートニートニート、クイーンのブライトンロック、などなど。登場するキャラの音楽愛が素晴らしいし、曲が流れれば映像とのシンクロは完璧なのでいい意味で息をつく暇もない。あっという間にエンディング。如何しようも無いバッドコースから凄まじい力技でハッピーエンドに持ってくる演出も最高。大丈夫、二人は幸せになれるから。

松重さん、映画は観ないって言ってたけど、これは観てね。

音楽しか聴かない [MOVIE,ART&TV]

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今や映画、テレビに引っ張りだこの名優、松重豊。
俺は深夜食堂のヤクザ、リュウさんが大好き。
彼が出ているおげんさんサブスク堂での名言が最高なので。

「俺、映画とかテレビとか全く観ないんだよね。音楽ばっかり聴いてる。いいのかな(演技の)勉強しなくて。」

はい、いいんです。音楽に全てが詰まっていることをあなたは知っているから。大切なことは全て音楽から学んだ。それが真実。
音楽はおとだけにとどまらない。アルバムジャケットの芸術性もあり、ミュージシャンの生き様、言動、ファッションもあり。それが人生の勉強になるのだ。

このひとは音楽のリアルを知っている、素晴らしい人だと思った。

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深夜食堂にて。たこさんウインナーが大好きなリュウさん。


炎上しない [MOVIE,ART&TV]

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俺の最近の推しは、永野芽郁だ。娘よりも年下なのでとても恥ずかしいのだがカミングアウトする。
俺の推しの基本はずっと北川景子なのだが。そのほか石原さとみ、長澤まさみも入る。

聞いていられないよね。すみません。

netflixにて絶賛配信中の<御手洗家、炎上する>。炎上の二つの意味がまず最高。そして、永野芽郁の魅力満載。一生懸命でまっすぐ。綺麗だし、かわいいし。だいじょぶか、俺。

全8話、あっという間に観てしまいました。鈴木京香もあの<共演NG>に勝るとも劣らないはまり役だし、吉瀬美智子がロングヘアーで魅せる儚さもいい。女優さんの話ばっかり。

なんか、netflixのオリジナルドラマ、最近面白いぞ。

これで完成 [Syrup 16g]

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Les Misé blue 。アルバム発表前、全曲新曲のライブ映像作品。
その名も Les Misé blue naked。

久しぶりに観た彼らのライブ映像。以前の映像に比較して明るく、個々の表情などがはっきり見える。音も相変わらず良い。
これを観て完成なんだなと思った。

Les Misé blue 、改めて聴いてみる。

CANVAS [ROCK]

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https://www.youtube.com/watch?v=n3zZxo50DY0

淡い淡い気持ちが
近頃急いでる
さよならの色が
この街にとける

甘い甘いかほりに
誘われ踊ってる
でもね
ひとひらの寂しい
心に気づいてる

ぼくらの日々まで
春はさらっていくの
やけに眩しくて
途方に暮れる

長い長い夢から
醒めるのは一瞬で
消せない
さよならの光
心は気づいてる

これから何度も同じような季節が来ても
二度とない気がしてる
今だけは

ぼくらの日々まで
春はさらっていくの
やけに眩しくて
途方に暮れる

花のアスファルト
風になびいたスカート
やけに焼きついた
ちょっと滲んだ

淡い淡い気持ちが
近頃急いでる
ひとひらの祈り
時よ止まれ、なんて

Singer [ROCK]

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https://www.youtube.com/watch?v=K5-f1Bnltu8

今月のthem magazine、特集はSinger。King Kruleが表紙でハイブランドで武装。まだ28歳なのにこの独特の太々しさはなんなんだ!
King Kruleといえば、まずは<Dum Surfur>。MV最高。この曲、日本のスリラー映画<来る>でも使われてるんだけど、ずっぱまりだった。

彼の魅力はロック、ジャズ、エスニック、すべての音楽が並行に並びデッドヒートするような感覚にある。混じり合わずにレースする。で、トドメのあの声。ずるい声。あの声で全てが肯定される。

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最新作Space Heavyも素晴らしい。ぜひ。

そういえば [物欲]

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今から10年以上前かな、ライダースがすごく欲しくて、やっぱルイスだろと思い、当時一番の品揃えだった某店に行ったことがある。

いやあ、恐ろしいほどの塩対応接客でしたわ。あれ、俺お客さんだよね?と自問自答するくらいの。

早々に店を去り、その足でディーゼル銀座に向かった。モデルと見紛うばかりの完璧なスタイルと美貌を持った女性店員さんにこれまた完璧な接客をされ、薄手の春レザーを二着大人買いしたことがある。

以来俺にとってルイスは鬼門、トラウマ。

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その後クロムハーツのレーシングも手に入れて、重くて硬かった革もかなり馴染んできたので、レザー物欲鎮静化。

で、前述記事に至るわけですわ。

ギャルソン×ルイスレザー [ギャルソン]

運が良かったのか、必然的な出会いだったのか。
先週末、3月に大改装なったギャルソン青山に初詣。
時間の関係で開店前に到着したがすでに列をなしていた。外国の方々多し。

店内一通り見てみた。クロムハーツコラボはあっという間に完売したそうだ。

さて、青山に来たらやっぱこれでしょ。俺にとってのライダースの究極、ギャルソン×ルイスレザー。久しぶりの出会い。わくわく。
最新作のパッチワークレザーやシンプルの極みコルセア(アームにペイントロゴ)、ライトニングの袖がレッド、ブルーの切り替え、サイクロンの身頃が毛の切り替えのものなど、サイズはともかく種類はそろっている。存分に試着させていただきました。

結果、やはりこれに尽きる。ライトニングタイトフィット、ハンドペイントの2種類のうちFOREVERの方。俺はこの字体が好き。live free die strongももちろんカッコよいのだけれど在庫はなかった。基本この2型は入荷即売れ、サイズ待ちの人も多いとのこと。待っている人は前後のサイズで希望サイズをもう決めてしまい、入荷したら試着無しですぐ購入なんだとか。だよなあ。
ネットを見るとlive free die strongの方が画像であげている人が多いね。

で、FOREVER、あとはサイズのみ。幸いありました。

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対応してくれたスタッフさんのお話では、ルイスレザー東京に行くとかなりタイトな着こなしを勧められるのだとか。でもギャルソンではそこまで求めず、お客さんの着た感じを最重視しているとのこと。苦しくて長く着られないんじゃやばいよね。軽度タイトめサイズにしました。
羽織った印象はキルティングの裏地がしっかりしているので当たりが柔らかく暖かい感じ。レザーは冬意外と寒いとはよく言われることだが、これはそうでもないのでは。手持ちのディーゼルやuniform experimentのライダースに比較して厚手。以前購入したeye Junya×shottのコーチジャケット並。

これから夏本番なのに、秋が待ち遠しいぞ。インナーにプリュスを入れてシンプルにいってみよう。

2023AW [ギャルソン]

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無題

このニュースを観た時に真っ先に思ったのは日本という国は相変わらず自分から見て異質なものに対して全く不寛容であり、多様性などという言葉からは一億光年も遠くにいるロクでもない国だったという腹立たしさだった。それは時間が経つにつれて怒りに変わっている。



真摯に誠実に生きていこうとする人間に、ただ優しくありたい。それだけだ。

唯一無比 [ROCK]

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PANTAが亡くなった。73歳、肺がんによる呼吸不全と心不全。
一時はICUに入るほどの重篤な状態を脱して6月に復活ライブを行ったばかりだった。

俺にとってのPANTAは頭脳警察ではなく、PANTA&HAL。

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ちゃんと聴いたのはこのアルバムが初めて。全曲カミソリのようなエッジ全開のサウンドで攻めまくっている。イメージとしてはギャングオブフォーのような質感。で、圧倒的にいい意味でポップ。シングルヒットしそうな楽曲目白押し。本当にかっこいいし、40年以上経っても全く古びない。

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遡って彼のディスコグラフィを辿っていったが、1980Xに勝るとも劣らない傑作がこれ。こちらはオシャレというか今リバイバルしているシティポップの系列。1980Xもそうだけど実にメロディアスでキャッチーな楽曲が並ぶ。ただPANTAの声と歌詞が聴きやすさとかを許さない。お前はどう思うんだ?と突きつけてくる。結局頭脳警察まで遡って、俺は完全にPANTA'X WORLDの虜になった。

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大学後半の頃、一回だけPANTAのライブに行ったことがある。新宿のライブハウス、というかバーも併設されたようなオシャレな店でのライブ。R☆E☆Dが発売された頃だったと思う。
スタンディングのライブで最前列で観たPANTAはスリムでシャープで実にかっこよかった。白いシャツに細いブラックジーンズ、その佇まいはまさにロックスターのそれであった。

最近の作品ではCACAという過去の未発表作品をアレンジして新宿の風林会館で録音したアルバムがよかった。(同所でのライブ映像付き、これがまたかっこいい。)

病に倒れるまで頭脳警察での活動を中心にずっとロックしていた伝説のロックスターは、最後にステージで輝いて、天に召されていった。

ちょっと喪失感が半端ない。まいった。

R.I.P.

ドラムサウンド [ROCK]

ずっと本業やら所属する会の業務やら、色々と忙しくて気を遣って休まる暇もないのだが、そんな時はこれだ。爆音。

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 オルタナティヴに殉ずるロックピューリタン、スティーヴアルビニ録音の名作は数あれど、この3作にとどめを刺す。アルビニさんのおとの何が素晴らしいって、まずはドラムだ。ヒリヒリしてるのにヘヴィという相反するおと。まあ、叩いてるドラマーが上手くなければ成立しないのだが。
あとは各楽器の分離だ。いい感じで分離しており、かつ分厚いのだ。これも演奏が上手くないと成立しない。

Rid of Meはアナログ盤が欲しいのだが、オリジナル音源のままリマスターされてないようなので、できたらリマスターされたアナログ盤希望。180g重量盤。

なんて言ってたらリイシュー盤180g重量盤があったわ。ゲット。

敵わない [ROCK]

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https://www.youtube.com/watch?v=BgVfjXA_QY0

ジョシュホーミ率いるクイーンズオブザストーンエイジ、久しぶりのニューアルバムが楽しみだが。
このビッチ全開の楽曲「3's&7's」。結局男はこの手のビッチに完敗してしまうのだと再認識した。

完全に俺の勝手な思い込みなんだけど、ジョシュホーミもこの手のビッチに弱そう、、。


違ったらごめんね、ジョシュ。でも、そんなジョシュを俺は完全に支持するよ。

完璧なアイドル [ROCK]

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https://www.youtube.com/watch?v=ZRtdQ81jPUQ&themeRefresh=1

先日次女にK-POPのNEW JEANSを知っていたことを偉く褒められたというか、「父〜、さすが一通りチェックしてるねえ」と感心された還暦ロック親父ですが、なにげにBLACKPINKも大好きだったりする。ずっとメンバーの名前が覚えられなかったが最近はそれぞれがモデルになっているブランドで覚えることにした。俺の推しはセリーヌのリサです。エディがどこまでこの手に関与してるのかはわからないけど嫌なものは使わないでしょ。まあ、あのクールな佇まいはエディのセリーヌにピッタリだけどね。

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で、ちゃんとYOASOBIも聴いてます。この曲は素晴らしい。作者の凄みすら感じる。曲展開がやばい。確信犯的なIKURAちゃんのヴォーカルも素敵だ。

推しです。

追伸

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ジョージさんから頂いたレッチリグッズ、作りが高級で最高。厚みがあって重厚で安っぽさゼロ。高かったでしょう。取っ替え引っ替えでジャケット装着率100%。ありがとうございます。

濃厚 [Me&My]

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ミーマイ久しぶりのセッション。残念ながらぽていとさんがお仕事で間に合わず。あ、俺のベースはギャグです。ジョージさん着用の先日の東京ドームレッチリグッズTは当日転売ヤーもすごくてプレミアらしい。
ぐるたんもジョージさんも演奏キレッキレ。すげえっす。

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かっこだけ一人前。

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ギャルソン京都でゲットしたプリュスTで許して。これはプレミアじゃないと思うが。

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ジョージさんからレッチリグッズいただきました。ジャケットにつけよう。

久々の爆音、楽しかったー!声も出たし。

刺さるう [物欲]

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レッチリのTwitterを見てたらドーバーでも出ているアパレルのBrain Deadとのコラボが。
Tシャツ2枚、ポチッとな。

ここのHPを見てたらこんなものまで。

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価格はともかく、オルタナ心に刺さりまくり。
やばいっす。

俺も準備はできている [Me&My]

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来週に迫った久しぶりのフルメンバーセッション。
ワクワクだ。通勤行き帰りの車内は完全にレッチリライブ状態。あんまり歌ってると反対車線や側面車線のドライバーがじっと見ている。俺が見ると視線を外す。そりゃそうだ。

思い出作り録音、録画の機材、増やそうかしら。この勢いで(まだやってないけど)ライブもやろうぜ。

あしたへの準備はできている [ROCK]

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フーファイターズ、新体制でのライブを控えてのスタジオセッション。日本時間で25日の午前4時まで無料で配信視聴可能。(メルアドなど登録が必要。)

観ました。新ドラマーはツアーメンバーとしてジョッシュフリースが決定し、このセッションも参加。メンバーと近い年齢の売れっ子セッションドラマー。テイラーホーキンス追悼ライブでも叩いていた。
この動画、フーファイらしい楽しさに溢れたもので、いきなりレッチリのチャドが出てきてびっくりする。
演奏はさすがのフーファイ。音もすごくいいし<バンドのおと>のいい勉強になる。
ニューアルバムはデイヴが叩いているとのこと。しばらくはスタジオ録音はデイヴがドラムも叩いて、ライブはジョッシュがやる体制になるんだね。それもいいかも。

ニューアルバムも楽しみです。

パンク道化師 [ギャルソン]

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プリュス2023SSのテーマは<ANOTHER KIND OF PUNK>。中世の宮廷道化師をモチーフに、時に批判的精神で権力に向かうその姿勢を<PUNK>とした。コムデギャルソンの永遠のテーマであるPUNKをここに持ってくるところがやはり普通ではない。
正直コレクションを見た時の第一印象は「???」。ちょっと道化師に寄りすぎているというか、かっこよさよりも面白さに行ってしまいそうな感じだったのだ。これを着こなせる一般人が果たしているのかと。
しかし時間が経ち俺の眼が慣れてきたのか、ブラックの中にこのカラフルさを取り入れたらどうかと思い直し、丸の内Nさんに連絡。

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まずはこのジップアップパーカー。エステル生地でさらっとしてこれから着やすそう。なんといってもこのバック。コレクションでもジャケットの背面を飾っていたこのデザイン。

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このジャケットはNさんからも出た時にすぐに提案いただいたのだが、この時はこの強さに負けそうで断念した。
パーカーのバックはカラフルな色を加えてよりそのデザインがはっきりしているが、パーカーの軽さなのかあまり強さが気にならなかった。単に慣れたとも言える(苦笑)が。

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これはシンプルなブラックシャツの前面と背面の下部にカラフル。これをブラックジャケットのインナーに入れて着たら最高じゃないか。

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ガールトークではオムドゥのアンシンメトリーの麻カーディガンと半袖のドット&ストライブブラウスを。夏にいいよね。

川久保先生の素晴らしい作品群を着て生活しているだけで、この薄汚れた醜い世界でも生きていける気分になるのがすごい。で、この作品群はヘビロテしても決して傷まない。縫製の質が段違いなのだ。さすがタグに縫製責任者のハンコがしっかり捺印されているだけのことはある。だから10年なんて余裕で保つ。ギャルソンの場合、プリュスでぶっ飛んだコレクションデザインをドロップしある程度時間が経過したところでオムドゥやBLACKにそのデザインを落とし込んでくるからなおのこと過去のアイテムが長持ちするのだ。そこに流行り廃りなんてものは存在しない。

熱く語ってしまいました。俺の元気の元ですわ。

AZAY [物欲]

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コロナ禍で一番着なくなったのがスーツ。ウィズなのかアフターなのかわからんが最近の状況の変化で俺の業界もリアルの会議や研修会、懇親会が増えてきた。とともにスーツも復活。コロナ禍の中では冬のDANNER以外ほとんど履かなかった革靴も復活。革靴で俺の足に一番合うのがパラブーツ。何足か持っているのだが最近スーツに合わせているのがこのAZAY。青山キャットストリートの名店、District UNITED ARROWS開店20周年別注。
パラブーツの最大の魅力はデザインももちろんだが、オリジナルのソールだ。歩きやすく、新潟の雨や冬の雪にも負けない。このAZAYも例にもれず。
肝心のスーツは10年くらい前に何着か手に入れたNEW YORKERのイージーオーダーを着回している。ネクタイとかベルトにちょっとロックテイストを入れて自己満足してる。明日の会議のベルトはHTC予定。JAM HOME MADEのウォレットチェーンも付けたい。あ、クロムハーツの武装はもちろんするんだよ。ネクタイ締めててもネックレスもするし。時計はドライブドゥカルティエ。

あれ?ギャルソンにはオムドゥがあるじゃん、って思ったジャンキーの皆様。オムドゥのスーツも欲しいんですが、ネクタイ締めるとなるとシャツがねえ。ギャルソンのシャツは襟が小ぶりで俺の太い首でネクタイを締めるとなんかバランスが悪いんだわ。
いっそのことスーツはハイブランドのものがいいのかも。その昔イタリアンファッションに浮気してた頃はゼニアやグッチのスーツを着ていたが、ほとんど売ってしまってる。もし手に入れるとしたらエディがいるうちにセリーヌオムのブラックスーツ&ホワイトシャツ&ネクタイそのほか小物を揃えたい。あ、そしたらブリーフケースも欲しくなるじゃないか。

ファッション系の物欲はエンドレスじゃ。


久々 [Me&My]

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今月末、久々にミーマイセッションだ。ライヴはなかなかできないが、本家は2月に東京ドームで伝説を作り上げたことだし、(ドラムスジョージさんが参戦、すっかり感化されていたぞ。)今年はミーマイライヴをやりたいわ。

まずはメンバーの実力に負けないように、練習練習。

永遠のキング [ROCK]

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あいみょんの数ある名曲の中でもこれは上位に位置する。ニュース番組のエンディングテーマだったが、世の中の殺伐とした感じとそれでもなんとかもがいて生きていく様を彼女の言葉で的確に表現している。野球のW杯ドキュメントのテーマになるとのことで話題に。

特にこのサビが好きだ。

「不滅のロックスター
永遠のキングは
明日をどう生きただろうか」

あいみょんのうたにはロックのリアルがある。彼女が幼い頃から古いロック、新しいロックの区別なく親しんできた<ロック的基礎学力>に彼女の才能がぴったりとはまったのだ。ロック親父にえらく人気があると聞いたことがあるがわかるわー。

ちなみに俺が一番好きなのは<マリーゴールド>。イントロですでに泣く。


初恋 [ROCK]

宇多田ヒカルは2016年のFantômeからが最高だと思っている。

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彼女の数ある傑作のひとつ、真夏の通り雨を含み、名曲が目白押しのこのアルバム。人の心の奥底を見透かしているかのような美しい日本語と、それしかないだろうというメロディ。どこからどう聴いても宇多田ヒカル。天上天下唯我独尊とはまさにこのこと。オリジナリティの権化だ。

しかし最近、こっちもいいなと思っている。

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初恋。10代の彼女はFirst Loveという英語表記で素敵なバラードと同名のアルバムも大ヒットさせたけど、このアルバムは日本語表記。多くの経験を経て、あえて初恋というタイトルで世に問うた。名曲揃い。Forevermoreは前述の真夏の通り雨に匹敵する美しさだ。

Netflixでたまたま彼女の2018年のライブを観てえらく感動して、帰りの車の中で初恋を聴き直してみたらこんなことを思った次第。

ギャルソンであること [ギャルソン]

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ブランドのロゴというのはそれがハイブランドであればあるほど色々な意味で<有効>だ。フランスのあのブランドとかイタリアのあのブランドとか。
その昔大学生だった頃、東京の一等地に住居を構えるお坊ちゃんたちに囲まれて、のこのこ東京に出てきた田舎のお坊ちゃんはわずかな自信を完全にへし折られ、ギャルソンやワイズに救いを求めてそれは現在に至るわけだが、今の俺ならその頃のバブリーな同級生の2億倍くらい全てにおいてかっこいいと言える自信があるが、その頃の俺は田舎者の謎の自信しかないただの肥満児。そんな連中がこぞって持っていたのがハイブランドのセカンドバッグ。そう、あれですよあれ。今だとこのブランドのロゴがバリバリにプリントされたバッグを田舎のおば、、、(以下放送禁止)。

すいません。トラウマです。ほぼ完治しましたけど。

で、そんな欧米のハイブランドに唯一同レベルで生き馬の目を抜く地獄楽のファッション界を席巻しているのがコムデギャルソンだという話をしたかった。かつ、その昔欧米のハイブランドセカンドバッグを持ってスポーティテニスorゴルフファッションの連中にはコムデギャルソンなんて絶対に似合わないという。なぜ自分には大丈夫なのかと思っていたのかはまさにこれが田舎お坊ちゃんの謎の自信。

そんな俺が最近気に入っているのが数年前にガールトークで購入したこのトートバッグ。BANNAIのアートワークでギャルソンのロゴを全面にプリント。いやあ、最高。ただ持っていると非常に目立つ。これを持って街を歩くと大体ガン見される。気にしないけど。
これを持つときはジャケット、インナー、パンツ、スニーカー、完全にブラックにする。そうするとこれがいい感じで映えるんだわ。

話題は変わるけど、今期のプリュス。テーマであるパンク道化師のあまりのカラフルさにちょっと眩しくて躊躇していたのだがコレクションの画像とか見ているうちにだんだん慣れてきて、俄然欲しくなってきている。アローズの栗野さんも今期の鍵は<カラー>だと仰っている。俺の完全ブラックモードにこの綺麗なパンク道化師のカラフルをねじ込んだらいいじゃないか。

60還暦。だけどパンク。適度にぶっ飛ばす。



還暦 [戯言]

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誕生日。還暦です。長女夫妻と次女からシャンパーニュ、妻から赤い薔薇入りの還暦祝いいただきました。

俺が若い頃は60のジジイのロックなんてありえなかった。でも今は違う。加齢に伴うロックを実践していくぜ。

適度に、ぶっ飛ばす。

救い [ROCK]

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フーファイターズ、テイラーホーキンス亡き後のニューアルバム。
先行シングルは「Rescued」。俺を救ってくれとデイヴが叫ぶリリックビデオが公開されている。
アルバムタイトルは「But Here We Are」それでも俺たちはここにいる。
どん底に突き落とされた彼らの状況をまさに言い表しているこの言葉たち。それをどうとるのかは俺たちリスナーの自由。
俺は、ロックというのはその人間の生き様であり、自分が自分であるという表現だと思っているから、今のデイヴにとって、フーファイターズにとってこれしかないと肯定する。29年前にカートを失い、さらにデイヴのドラムの最高の後継者であり弟のようだったテイラーを失った男にしかできない、これが今の俺だという宣言。それでもここにいる、ロックをやりつづけるという宣言。デイヴにはもうロックしかないのだ。そんなおとこのロックが悪いわけがなかろう。

魂の叫びを今こそ感じたい。

メインコンプリート [戯言]

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筋トレの一環で始めたリングフィットアドベンチャー。本日メインステージコンプリート。
総運動時間24時間超。総消費カロリー6600kcal超。リングプッシュ回数1万5千回超。走破距離60km超。
レベルは199。運動負荷は29(max30)。
検索すると、全てのステージを完全クリアした猛者(総消費カロリー3万超だって!!凄すぎ。)もいらっしゃるのでまだまだこれからだけど、まずはおめでとうということで。

思えば20数年前、佐渡に単身赴任してから始めた筋トレとダイエット。We fitもやってたなあ。COVID-19禍で筋トレモードにスイッチが入り。

あとは内臓脂肪レベルの改善のみ。一番難しかったりして。
引き続きエキストラステージで魔物とバトルじゃ。

さらに美しい [MOVIE,ART&TV]

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2017年にNHKで放送された「眩〜北斎の娘」。宮崎あおいの魅力満載たる素晴らしい作品であったが今回BS4Kで放送中。(たった今。観ながらこれ書いてる。)
宮崎あおいの美しさが、さらに4Kで倍増しているぞ。

見惚れてしまう。

BS4Kはチューナーを入れてなかったんだけど、妻が大好きな「篤姫」がリマスターされて放送されるのを機に対応レコーダーを入れた。篤姫も楽しみだ。

誰もなれない [ROCK]

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4月5日はカートコヴァーンの命日。来年は没後30年になる。究極の名作である<Nevermind>と<In Utero>が30周年記念盤を出しているのだからあたりまえなのだけど、結局この30年間でカートコヴァーンを超えるようなロックヴォーカリストは生まれなかった。彼よりも上手く歌えるヴォーカリストはいるかもしれないが、あの声に勝るものはなかったのだ。最初の一音を出した瞬間に持っていかれるあの声。ざらついて疲れ果てているのに力強い。誰もカートになれない。

ロックというのは説得力である。たった一音で聴いた人間の人生を変えてしまうようなおと。カートのこの声ならば、歪んでいないマーチンでもそこらのヘヴィロックなんざ裸足で逃げていく。これは一種の才能であり、ミューズに見初められた声なのだ。

何回もこのことは書いているけれど、50歳、60歳になったカートがざらついたこの声でマーチンを弾きながらレッドベリーを歌うのを聴きたかった。あるいはオリジナルのブルースを聴きたかった。たとえ20代のあの高音シャウトが出なくても、この声ならば加齢に伴うロックを歌えたはずだから。

それだけが残念だ。