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800フィルパワー(しかも別注) [物欲]

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で、このところの新潟寒波で大活躍なのがミーマイメンバーショットで俺が羽織ってるピレネックスのダウン<アヌシー>。ちなみにジョージさんはモンクレールのロングダウンでした。これは高そう。
前も書いたけど、俺のピレネックスは2年前ほどに購入したユナイテッドアローズとの別注。オリジナルとは生地違いでダウン特有のテカテカ感が軽減されている。袖脇のロゴもブラック。HPでスペックを見たらダウンは800フィルパワーとかなり優秀。これがマジであったかい。インナーはロンT一枚で全然オッケー。ジーンズと合わせるといい感じですわ。

ヘビロテ。

Me&My session20231217 [Me&My]

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https://www.youtube.com/watch?v=QitLddEegKw

ミーマイ、新曲2曲入れての濃厚2時間セッション。動画は新曲tell me baby、ポテさんベースブイブイ。

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当日は新潟らしい雪になったけど、バンド練習でポカポカサンタ。最高じゃ。

弾きまくり [ROCK]

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https://www.youtube.com/watch?v=4412bYKywY8

ロックスター、というと日本ではRCサクセションのフロントマン二人、忌野清志郎と仲井戸麗市を外すわけにはいかないだろう。その佇まいはまさにストーンズのミック&キース。最近CHABOさんどうされているのかとネットを見てみたらやってますやってます!年末にはあの麗蘭もフルメンバーで。

CHABOさんが還暦のとき、清志郎さんが迎えることができなかった「60歳」を無事迎えた彼をリスペクトする後輩たちで祝ったライブビデオを観て、すっかりハマってしまった。なんか、自分が今年60歳の還暦なので、久しぶりに観てみようかなと思っていたところにたまたまNHKで放送された<Dear忌野清志郎>をふと観てしまいRC愛が再燃、その流れで昔買ったこのアルバムを聴き直してるってわけ。

このDADAはCHABOさんがエレキを弾きまくっている名盤。特にこの<向日葵10.9>は凄まじい。シングルコイルの(ストラトかなあ)ぶっといソロギターがイントロから炸裂する。歪みすぎない、でもしっかり歪んでいる、で、全くつぶれていないこのおと。俺が一番好きなおと。THE GROOVERSのおとです。やっぱレスポール&マーシャルよりもフェンダー&フェンダー。CHABOさんのアンプはググったところミュージックマンとブギー、フェンダーらしい。ギターはストラトとテレキャスだよね。マジで似合う。
しかし、レッチリのジョンのおとはストラト、テレキャスにマーシャルの割には俺の好きな<つぶれてないぶっといおと>に近い。マーシャルもセッティング次第なのかな。

DADA、エレクトリックギターのおとのひとつの理想がここにあります。ぜひ。

ザ・ロッカー [ROCK]

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チバユウスケ、亡くなる。

ロックのミューズに愛された、数少ない男。歌声、ファッション、ルックス。全てにおいてロックとしか言いようのないその佇まいは数多くのロックファンのみならずミュージシャンたちにも愛されていた。
俺は以前組んでいたバンドでミッシェルの後期の楽曲<サンダーバードヒルズ>やROSSOの<シャロン>、<1000のタンバリン>をカヴァーしたこともあり、初期の傑作ゲットアップルーシー(Superflyのカヴァーが秀逸)以来のファンであったが、ミッシェルのラストアルバム<サブリナヘヴン>(正確にはそのあとラストミニアルバムを出している)のグランジっぽさが大好きであった。<太陽をつかんでしまった>なんて最高よ。ミッシェル直球ではないアルバムなので一般的な評価はわからないけどね。そしてどんな楽曲でもあの声が出てくれば成立してしまう。そんな声って、俺の思いつくところではカートコバーンくらいしか見当たらない。

この素晴らしいステージフォトも、彼のかっこよさを完璧に表している。まさにザ・ロッカーであった。

R.I.P.


悪役 [MOVIE,ART&TV]

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俺は特にスタートレックのファンではないのだが、これは素晴らしい。
おそらくベネディクトカンバーバッチの悪役っぷりが完璧にハマっているからだろう。もともと彼は影のある、複雑な役柄がとても似合う名優だが、このイントゥダークネスはその極みだ。主役二人を完全に喰っているし、おそらくそれも狙いなんだろう。

これだけ観ても全く問題ない傑作です。ぜひ。

無限ループ中 [MOVIE,ART&TV]

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シーズン1から映画、そしてシーズン2まで絶賛視聴中の呪術廻戦。アニメ史上に残るかの名言「失礼だな、純愛だよ。」で俺の深い沼は最初の頂点に。で、シーズン2後半渋谷事変のテーマソング、あのKing Gnu渾身の<SPECIALZ>。これで2回目の頂点に。ネトフリで呪術を観たあと数日はこの<SPECIALZ>が無限ループしている状態。

どのキャラ推しかとかは実はない。まあ、第42話はナナミン一択だけどね。感涙。

ちなみに、俺、原作コミックは<あえて>読んでないです。なんか、ここまできたらもう少しアニメオンリーでハマってみたいんだわ。次女の<原作コミック読んでるぜマウントー娘だとこれが可愛いー>をギリギリ避けながら。

まあ、呪術にハマる還暦60歳って、どうなのかなとは思うけどな。

俺のルイス [物欲]

ルイスレザーは俺にとって非常に悩ましいブランドだ。ロック好きには外せないライダースの名門ブランドであり、ライダースが欲しいとなったら真っ先に頭に浮かぶブランド。俺はバイク乗りではないのでライダースは俺にとって完全にファッション目的。アメリカンよりはブリティッシュ。
俺のファーストルイスはこれ。

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ポールスミスレッドイヤーのコラボライダース。新潟のショップにふらっと寄ったときに見つけた。買ったのはこのホワイトだがほかにブラックとネイビーもあった。今ならブラック一択で即決めなのだがなぜかこの時はホワイトを選んだのだな。ショップの方に結構勧められたのも大きかったけど。

うん、やっぱこの色を持て余してしまい、数回の着用ののち、買取に出しました。結構いい値段で売れたのを覚えている。ブラックかせめてネイビーだったら多分今でも所有していたな。このカッコよさは永遠だし。

続いてこれ。

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約20年前にジュンヤワタナベのメンズコレクションがドロップされ、大きな話題となったが、当時新潟のアローズで取り扱っていたのだ。ギャルソンラヴァーズの俺としては当然ファーストコレクションから手に入れたくて懇意にしていたショップの方に適時入荷をチェック。そんな中で手に入れたのがこのライダースだった。これは2002年のファーストだったかその次のコレクションだったは忘れてしまったが。ローマ字とか数字のロゴがプリントされたシャツやTシャツ、パンツをいくつか所有していましたわ。

このライダースは結局のところサイズが厳しかった。レザーではなくコットンだったので伸びて馴染んでくるわけでもなく、数回の着用ののちにやはり売却となった。

もしかしたら所有した順が逆かもしれない。ご容赦。
いずれのルイスも所有欲が先に立ってしまい、日常での使い勝手を二の次にしたのが敗因。これに俺が気づくのはだいぶ先の話になるのだがね。今はどんなに欲しくても日常着られるかと、着心地をちゃんと考えて買うようにしている。

さらにライダースへの渇望は高まり、以前もここで書いたが当時ルイスの総本山だった某ショップ(直営店ではない)も行きましたわ。はい、酷い扱いをされすぐ帰りましたけどね。

その後ディーゼルのライダース数点、ユニフォームエクスペリメントのライダース、クロムハーツのレーシングを手に入れて俺のライダース熱は鎮静化。ただ一つ、ギャルソンルイスコラボライダースを除いて。

で、10年の時を経て、ようやくこれを手に入れたという話でした。

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いよいよこれを着られる季節となりました。わくわく。

嘘がない [ROCK]

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ローリングストーンズ18年ぶりのニューアルバム。聴きましたよ聴きました。
いやー、ハマったハマった。遅れてきたとはいえ結構なストーンズマニアとして言わせてもらえばこれはストーンズアーカイヴの美味しいとこ取り。こういうベテランバンドは外部の血を入れるといい感じになるんですよ。さすがアンドリューワット。わかってる。
最新インタビューをちらっと見たところでは往年の名曲を思い起こさせるとインタヴュアーが感慨深く語るとすかさずミックがそうは思わないと一蹴するあたり、これも現役魂バリバリの80歳面目躍如。

ピッチフォークでは4.5点の低評価。はあ、どうでもいいわ。ベテランバンドをこき下ろすのはこの手の雑誌の常套手段だけど、そういうの、もういいんじゃないの。ベテランだろうが新人だろうがいいものはいい。大切なのはそのロックを魂(たましい)でリアルに嘘偽りなく鳴らしているか、だ。俺はこのアルバムに、ミックの声に、キースとロンのギターに、レディガガに、そして参加しているミュージシャン全員に、亡くなったチャーリーにももちろんのこと、それをビンビンに感じた。だからこの音を100%支持する。

もっとちゃんと魂でロックを聴こうぜ。斜に構えていたって世界はよくならない。

俺は知らなかった(妻は知っていた) [ROCK]

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https://www.youtube.com/watch?v=3q7I50nXEiY

俺が敬愛する男の中の男ヴォーカリスト(俺にとって彼は俳優というより、ミュージシャンにしてナチュラルボーン呑み鉄)六角精児の星の数ほどある(さすがに大袈裟?)名曲の中でもこの<愛のさざなみ>は最高峰に位置する、、、と思っていた。
まさか、、、、、カヴァーだったとは。大魔王、一生の不覚じゃ。

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https://www.youtube.com/watch?v=Re1aXTz4Xa8

オリジナルは昭和歌謡のリアルレジェンド、島倉千代子が歌った1968年のミリオンセラー大ヒット曲。っていうか、俺が知らないのがむしろやばかったようだ。
なんでこれに気づいたかというと、先日NHKのうたコンを妻と見ていたとき。島倉千代子のミニ特集があって、これをあの長山洋子が歌っていたから。で、子供の頃からお母様が歌っていた昭和歌謡の数々を骨の髄まで染み込ませている我が妻に聞いたところ「知ってるに決まってんじゃん。有名な曲だよ。」と直球ストライク。いやー、だめだ、まいった。

この曲の何がすごいかって、イントロの歌詞に尽きる。

この世に神様が 本当にいるなら
あなたに抱かれて 私は死にたい

なんなんでしょうかね。これは。

もちろんこれがカヴァーだったからといって六角精児の評価には何の影響もないんだけどね。むしろこれを選曲して異なったアレンジであたかも自分の楽曲のように歌いこなした彼のミュージシャンとしての才能が際立つわけで。

ちなみに、往年の昭和歌謡で俺が一番好きなのは、ちあきなおみの<喝采>。歌詞、メロディ、歌唱、彼女の佇まい、すべてが完璧に融合したパーフェクトな楽曲です。素晴らしい。




今年も [ギャルソン]

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昨年秋は学会参加に合わせて京都のパワースポット巡り&念願のエースホテル京都宿泊であったが、この秋もパワースポット巡り。今回は伊勢神宮から再びの京都へ。伊勢はちゃんと外宮から内宮しっかりと参拝。京都は京都出雲大神宮一ヶ所に絞った超重点巡り。ある意味贅沢。
いずれもプリュスのシャツとナイキコラボスニーカーにディーゼルジーンズ。羽織っていた同じくプリュスのジャケットは暑くて手で持つことに。バッグ、伊勢はもう売ってないglambのsmithバッグ、エルメスバーキンオマージュのデザインが最高。京都はプリュスの今シーズンのボストン、一番小さいやつ。生地が例のリュックと同じなのでクオリティは間違いない。

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旅の最終日は東京に戻り丸の内ホテル泊。東京駅近のホテルといえば俺はずっとメトロポリタン丸の内一択だったんだけど満室で以前一回だけ泊まったことのあるここへ。丸の内口から徒歩1分なのに実に静かで落ち着く環境。部屋も品の良さを感じる。ベッドもいい。で、ここの朝食ビュッフェ、食事はもちろんのこと、レストランの雰囲気がマジ最高です。ぜひ一度ご堪能あれ。
バスキアコラボのギャルソンシャツで。2024SSのウォーホルコラボも超楽しみ。

で、ギャルソンの話は続く。


全部買い [ギャルソン]

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プリュス今期コレクションの中で最初からこれと思っていたこのコーディネート。とりあえずシャツのみ購入したが。

結局ブーツ以外はジャケット、ロングシャツ、パンツ、全部手に入れました。

後日詳細掲載しますが、このジャケット、ヤバい。

到達 [ギャルソン]

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川久保先生、文化功労者受賞。

永遠のオルタナティヴ、アバンギャルドの極みのような方が、このような評価まで手に入れてしまう。

こうなったら、彼女がその作品を出し続ける限り、俺はそれを手に入れていく。プリュス、オムドゥ、シャツ。
考えてみればいわば人間国宝のような方が創り出す作品群をこの価格で手に入れることができるなんて他の芸術では考えられない。以前も書いたけど、コストパフォーマンスが半端ない。っていうかそういう見方も本当は良くないのだが。

今期コレクション。画像のシャツ、手に入れました。ブラックジャケットに合わせます。

究極コラボ [ギャルソン]

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ギャルソン青山限定。ルイスレザーライダースコラボでお馴染み、例のペイントがバーバリートレンチに大胆に施されている。

願わくばリカルドがいた頃にコラボをしてほしかった。でもこれはやばいね。

蒼い [戯言]

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写真に直接の関連はありません。ただ好きなだけ。

まあ、40年以上に渡る友情というか、そんな仲間が13時から21時まで濃厚な時間を過ごしたと言うことで。

5年に一度の高校同窓会、同学年のいわゆる同期会開催。今回で5回目。俺、全部出席してる。
同業の仲間もいればそうでない仲間もいて、でもそんなことは全く関係なく、信じられないくらいくだらない話題で盛り上がる。現実では、みんなちゃんと生きてるのに、みんな、苦しい現実も受け入れながら必死に頑張っているのに、ここにいる時だけは高校生の蒼い春に戻っちまう。「お前アホじゃね?」って言われたって全然オッケー、むしろもっと言ってほしい感じ。ボロクソ言われて嬉しくなるなんて、ありえないでしょ。
もちろん全員5年ぶりってことじゃなくて、何名かは定期的に会ってるメンバーもいるのが大きいけれど、そうじゃないメンバーでもあまりブランクを感じないのはすごい。

5年後じゃ長すぎる、待てねえ!ってことで、来年あたり同じクラスで飲むことにしました。いいわこの連中最高。




歌い方 [Me&My]

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ミーマイ新曲で俺が個人的に一番思い入れがあるのがイギー&ザ・ストゥージズカヴァーの<サーチ&ディストロイ>。レッチリのイギー、ストゥージズ愛が炸裂している素晴らしい楽曲だ。で、今回のセッションで歌っていたらいきなり俺に<ジョンライドン>がどーんと降ってきた次第。そう、あの独特の語尾の節回し。「うんにゃ!」とか「あんにゃ!」としか表現ができないあの歌い方。ジョンは誰に影響を受けてああなったんだろう。ちょっとネットで調べてみたけどわかんなかった。

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で、この歌い方って、やってみるとすごくパンクっぽくなるというか、ヴォーカルを際立たせるっていうか、何よりも歌っていてすごく気持ちいいことに気づいた。

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ジョンライドンとジョンレノンの完全ミックス、リアムギャラガーもこの歌い方だ。最高。

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最近このアルバムにハマっている。リアルで聴いた時は全然ピンとこなくて、単なるハードロックじゃん、って思ってたんだけどなあ。今となってはオリジナルパンク(特に初期)の最大の弱点である演奏力と音の悪さがここにはないんだよね。
これもいずれはやりたいな。還暦親父たちのリアルパンクじゃ。

ちなみにジョンライドンの作品で一番好きなのはパブリックイメージリミテッドのメタルボックスとフラワーズオブロマンス。いずれ語ります。




旨い [泡]

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ロゼシャンパンもいいな。


ミーマイセッション20230917 [Me&My]

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ミーマイ、久しぶりに4人揃っての濃厚練習2時間。オールレッチリのレパートリーは変わらず、今回の新曲はsearch&destroy、me&my friends、tippa my tongue含め全8曲のセットリスト。

最初こそ久しぶりで手探り状態の4人、しかし1時間が過ぎる頃にはいつものアレに。最高です。

tippa my tongue、気持ちいい。searchはめちゃくちゃかっこいい。me&myは以前別バンドでやったことあるけどいい意味で緊張する難曲じゃ。

ライブやりてえ。やる。


総柄 [ギャルソン]

俺にとって総柄ジャケットというと思い出深いのがこれ。

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日本が誇る唯一無二の天才デザイナー、宮下貴裕が立ち上げ、ロックを徹底的にデザインのモチーフに一世を風靡したNUMBER(N)INE。今ある同名のブランドは彼は脱退しているので関係ない。
2004年のテーマはDREAM BABY DREAM。俺は当時INDIVIというバンドで今以上にバンドにハマり、ロックとバンドを愛する素晴らしきメンバーにも恵まれバンド三昧の日々を送っていた。で、ライブの衣装もロック。ギャルソンも好きだったがこのNUMBER(N)INEにハマってしまったのだ。だって、どこから見ても、ロック。それもグランジ。カートコヴァーン。
体型は今よりまだまだ肥満児だったけど、無理して着てた。ロックTにパッチワークジーンズ。NUMBER(N)INEの当時プレミアがついていたティアーズハートネックレス。泰八郎謹製のメガネも。
で、この時期のNUMBER(N)INEのかっこよさを象徴していたのがテーラードジャケットにロックT、パッチワークジーンズというコーディネート。DREAM BABY DREAM期は裏地が総柄のブラックテーラード(これは定番っぽかったかも)とこのユニオンジャック総柄ジャケットが売りだった。
今でも場所を変えて古町にあるグラムールというセレクトショップで、悩んだよ悩んだ。ユニオンジャックは10万越え。しかもライブ以外着れないんじゃないかと。なんか、店に行くたびに試着していた気がする。流石にすぐ売れなかったし。

結局ブラックジャケットを買った。

2009年に宮下康裕は自身が立ち上げたNUMBER(N)INEから脱退し、自身の名前を冠して新しいブランドを立ち上げ現在に至っている。彼の脱退とともに俺の熱も冷めた。というか、あのロックとしか言えないファッションはずっとそれを貫くには俺には色々なしがらみが多すぎた。

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で、コムデギャルソンに戻った。スカル期、この総柄スカルジャケットもかなり気持ちが動いたが買わず。でも代わりにこれを買った。

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同じやん!これは買って10年以上経つけど季節になるとヘビロテ。全然へたれない。まあ、ジャケットと同じくらいの高価格だったし。

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昨年行ったエースホテル京都で朝食中の図。
余談だけど、エースホテル京都って、本当に素晴らしいホテルです。常に次の宿泊を企んでいる。この秋に関西方面に行き、京都も寄る予定なのだがアクセスの都合で今回は別ホテルとなり。
でも、行きたい。

話は元に戻るね。

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プリュス<花の存在>期でもこの総柄のジャケットが話題だった。them magazineの表紙にもなったねえ。これも悩んだけど、普通に着られないじゃん、って、やめた。

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結局2004年から20年近く経って、俺はどこから見てもロックとしか言えない、この総柄ジャケットを手に入れたというお話でした。
あ、何気にNUMBER(N)INEのジャケットもピークドラペルだ。

着るぜ。

ジャケット [ギャルソン]

ギャルソン2023-24秋冬も入荷2回目。プリュスはこれ。

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迷彩柄のピークドラペルジャケット。この生地はおそらくコレクションのこのロングジャケットではないかと思われる。

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背面まで総柄。しかし形は実にシンプル。写真だとコレクションの生地よりも明るく見えるが実際はもっと黒く、迷彩柄も悪目立ちはしない。妻も「あなたが着るとやっぱりザ・夜の街になっちゃうわね。まあ、でも一緒に歩いてあげる。」とお許しをもらいました。これ、とても大事なんです。俺にとって。
で、見た感じ硬そうに見えるこの生地、実際は極上の柔らかさなんです。俺のがっちり肩への負担もゼロ。楽。で、高級感が半端ない。きっと同じようにヨーロッパビッグメゾンで作ったら価格は5倍、いや十倍くらいするのではないか。なんといっても縫製技術世界最高峰のメイドインジャパン。
以前からちょっと思っているのだが、シーズンが始まるたびにメンズのファッション雑誌でビッグメゾンのコレクションが挙って掲載される中でギャルソンプリュスも当たり前にそこにある。もはやその立ち位置から考えたら実はプリュスはコスパ最高なのではとすら言いたくなる。

これはヘビロテ確定です。オールプリュスでもよし、ジーンズでもよし。

王道 [ROCK]

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https://www.youtube.com/watch?v=_mEC54eTuGw
ローリングストーンズ18年ぶりのスタジオアルバムHackney Diamonds。10月20日発売。
先行カットはAngry。イントロからストーンズ王道。MVも最高。往年の名作のメンバーたちが最新曲に合わせて動き出す。若くて最も輝いていた頃の映像をあえて使うなんざ、さすがストーンズ。今の自分たちにも自信があるのだろう。フロントマン二人が80歳(キースはもうすぐだが)とは信じられん。自分の周りの80歳にこんな爺さんがいたらマジで対バンしたいわ。
若い若いと思っていたミックもネットで見る画像なんかはさすがに顔面に年輪が刻まれてきている。当たり前だが。逆にツルツルの方が気持ち悪いわ。

このおとは彼らにしか出せない凄みすら感じる。やはりアナログを買ってみよう。えらく高いけどね。

待ってしまう [ROCK]

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ストーンズ、純粋なオリジナルアルバムとしては2005年のビガーバン以来となる。謎のサイトでカウントダウンが始まっており、9月6日がXデーらしい。

俺がストーンズにハマったのは随分遅くて、以前組んでいたボディスナッチャーズのギタリスト、武来庵三世さんの影響が大きかった。彼は生粋のストーンズマニア。それまではなんかピンと来なかったんだよな。ミックジャガーは策士っぽくて嫌だったし、まあ、キースリチャーズはかっこいいとは思ったけど肝心の曲も微妙に聴こえてしまい。
武来庵三世さんの影響で色々と聴き始めて、食わず嫌いだったのがすぐわかり、あっという間に虜になった。ベガーズ、レットイットブリード、スティッキーフィンガーズ、メインストリートのならずものの奇跡の4連作は言うに及ばず、ゲットヤーのライブ盤、レディーズアンドジェントルメンのライブDVD、果てはブライアンジョーンズの死の真相に迫る映画ストーンドまで、買った買った。

ピークは2014年の東京ドームライブ観戦。今度のクイーンも一緒に行く高校からの親友と一緒に行ったのだが、ハマったハマった。エンターテイメントとはこれなのだ、ミックジャガーは本当にスターだ、と思った次第。キースはこのときすでにおじいちゃんだったがそれも愛嬌。
このライブ、俺たちの隣はスタイル最高の仕事帰りのOLさん二人が業務用スーツからいきなりストーンズTシャツに着替えて踊りまくり、前方には今は亡き内田裕也を発見し、さらに後日同じライブにAKBのこじはる(割とタイプだった)がいたこともわかり、色々な意味で盛り上がったのを覚えている。

きっともうすぐニューアルバム発表なんだろうなと、わくわくしながら待ってるぞ。アナログゲットじゃ。

2040 [物欲]

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もう10年も経つんだなあ。スニーカーはずっとNEW BALANCEに決めていた。一時は10足くらい持っていたこともあるが整理整頓してmade in USAかENGLANDのみにしていた。その中で最も気に入っていたのがこれ。2040。
圧倒的な履き心地。でありながらホールド感もしっかりとあり、これ以上のスニーカーがあるのかとすら思った。
自宅の靴箱が満杯になって仕事場の方の靴箱にいくつか移動させ、そこにこれも入っていたのだが、その後俺のギャルソン×ナイキ愛が炸裂して気づいたらこれ以外は全部NIKEになっていた次第。
先日超久しぶりに靴箱から引っ張り出して履いてみた。買って10年とは思えないくらいの新品感。まあ、全然履いてなかったしな。履き心地とホールド感は健在。で、今のファッションにも合う。

時々愛でてみますわ。

成熟しない [ROCK]

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ザ・ハイヴス11年ぶりのニューアルバム。ガレージロックリバイバルの最先鋒で売れまくったのが20年以上前か。メンバーは全員40代半ばと思われるが「成熟したロックンロールなんて誰が望んでいるんだ?」とマネスキンも真っ青のゴリゴリロックンロールで押しまくる。最新型ストゥージズみたい。あ、それならイギーポップという大先輩もいるが、イギーがバックに自身の年齢よりは遥かに若いメンバーで固めていることを考えると、ハイヴズはバンド。このおとを聴いて年齢が想像できるか。

https://www.youtube.com/watch?v=kvsfXeIZMtA

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もちろん全員年は取ったが相変わらずの統一コスチューム。
全英チャート、堂々の2位。さすがイングランド。こういうところは好き。

勇気百倍。いや、一万倍。うーむ、最近<加齢に伴うロック>、なんて偉そうなことを書いていたが、そうだ、成熟してどうする?落ち着いてどうする?ゴリゴリのロックンロールをやり続けようじゃないか。

PLUS2023-24AW [ギャルソン]

今期プリュス立ち上がりゲット。アウター系はなし。

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まずは立ち上がりよりもちょい早めにドロップされたボストンバッグ。大きさは大中小の3種類で俺は一番小さいものを購入。これはお出かけ?にバッチリです。生地は永遠の定番あのプリュスリュックと同じ。これはもう間違いないですよね。ちなみに俺リュックは持ってないです。似合わんだろ。

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エドワードゴスによるアルファベットプリントのロンT。背面にもグラフィックあり。このアルファベットグラフィックはジャケットなどにもプリントされており、今期の代表的なイメージになっている。

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これな。いやあ、普通には着られませんが、それではいけないんです。着るんです。俺はせめてロンTを。

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プリーツ入りのエステルブラウス、ブラックホワイトを大人買い。

まだまだ入荷は続くぞ。わくわく。




ネオ女王 [ROCK]

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 クイーンは俺にとってロックの原点だ。ビートルズ、ストーンズから乗り遅れた俺たちの世代。中学生だった俺にとってのロックはクイーン、キッス、エアロスミスだった。あとはディープパープルかな。レッドツェペリンはもう少しあとに理解する感じだったし、ストーンズは40代くらいまでいまいちその魅力に気づかず。ただハマってからはヤバかったけど。ビートルズは結局一回もハマる事はなく今に至る。すごいのはわかるんだけどなんだかねえ。

 クイーンは全てにおいて完璧だった。個性的かつ美しいヴィジュアル、ハードロックを基本にしながらもバラエティに富んだ曲の数々。個々のテクニックの素晴らしさ。どのメンバーも個性的で、一声、一音出しただけでそれとわかるオリジナリティの権化。俺が強調したいのはリズムセクションの二人。ほんとに上手い。ロジャーのフィルイン多用かつ正確なドラミング、ジョンディーコンのボトムを支えながらも高音から低音まで変幻自在のメロディアスベース、いずれも伝説級。

 まあ、フレディとブライアンの凄さについては語られすぎているのでここでは省く。

 俺はフレディの追悼コンサートでのジョージマイケルの<愛にすべてを>を聴いて、「ああ、フレディの代わりになるとしたら彼かな。」と思ったのだが、時を経てアダムランバートのパフォーマンスを観て、これはジョージを上回るのではと度肝を抜かれてしまった。二人ともフレディマーキュリーを心から尊敬し、影響を受けていることを公言しており、それはフレディと二人に共通するセクシャリティにも大きく関係することなのだが、別にそうだからではなく、純粋にヴォーカリストとしての技量でフレディのうたを引き継ぐことができると思った。

 ファンは正直だ。アダムを受け入れた。そこにはアダムのフレディに対する圧倒的なリスペクトを感じている部分も大きいと思う。

ネオ女王来日。高校からの友人とバレンタインデーに参戦。SS席25000円也、チケットゲット。価値は遙かにこの価格を上回ること間違いなし。10年前のストーンズ東京ドームの感動レベル再び。


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これで予習じゃ。

TACHIAGARI 2023-24AW [ギャルソン]

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コムデギャルソン2023-24秋冬の立ち上がり。プリュスは丸の内Nさんからご提案あり、検討中。
ガールトークも行ってきました。ここはオム、eye junya、ギャルソンシャツ。
オムのブルゾン系はオーバーサイズものが多く、ピンとこず。eye junyaのライダーススウェットはかっこいいんだけど俺が着るとレスラー系になってしまい、、、。今の華奢な若い男の子にいいのかもね。

悩んだ挙句、ギャルソンシャツのコレクションでも出ていたコーディロイ加工の4つボタンジャケットにした。コーディロイだけどすごく柔らかくて一枚仕立てで着やすい着やすい。袖は色違いで切替になっていて、左右で前後が逆になっている凝り具合。いいわあ、これがザ・コムデギャルソンです。

あとはクロップド丈の裾がすごく細身のオムドゥのパンツを。今期見た限りだとパンツは太めのものが多いのでこれはゲットでしょ。

今期はギャルソンシャツかオムドゥかなあ。このところインナーはロンT、ジーンズにアウターというパターンが多かったが、ブラウス、ジャケット、パンツの三点セットをきちんと、そしてあくまでもコムデギャルソンマナーで着てみようかなと思っている。もちろんルイスコラボライダースは別枠ですが。
ギャルソンシャツのブラウスに期待してます。

ほんとは今から2024春夏のギャルソンシャツが欲しくて欲しくてたまらんのだが。アンディウォーホルコラボなのよ。

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ね、かっこいいでしょ。はっきり言って、全部欲しい。あ、ギャルソンジャンキーの皆様ならわかってると思うけど、これは今期じゃなくて、2024春夏ね。間違えないように。

前回春夏のジュンヤマンのバスキアコラボも素晴らしかったが、それを上回るかっこよさだわ。

マジで全部欲しいから。

それではいけない [ギャルソン]

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いよいよ、コムデギャルソン2023-24AW立ち上がり。
テーマは<TAILORING OF THE AVANT-GARDE>。

TOGAのデザイナーで、コムデギャルソンのアシスタントパタンナーを務めていたこともある古田泰子さんの名言をここに記載する。(EYESCREAMのギャルソン特集から)

「好き嫌い、着れる着れないと、個人の趣味主観で評しているそこのあなた。それではいけない。簡単に理解できる事ばかりではないと、ぬるま湯となった脳、惰性となった習慣に一石投じる勇気。あえて居心地の悪さを選択し、違和感をあたえ、ゆるぎない美と作りかえる。たゆむ事ない活動、骨身をおしまない努力。洋服を作る事は安易にできても、洋服を通し世論の価値観を変えるほどの革命心を持つ、持ち続けるデザイナーはこのブランドにしか存在しないのである。」

これに尽きる。あとは一歩前に踏み出して、着るだけ。

壇蜜さんの声が好き [MOVIE,ART&TV]

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いろいろ言われてはいるが(きっとそれは受信料を徴収しているから)NHKには秀逸な番組が多い。
俺がよく観ているのは<ドキュメント72時間>、<歴史探偵>、<世界ネコ歩き>、<世界はほしいモノにあふれてる>、<ダークサイドミステリー>、<フランケンシュタインの誘惑>、<ヒューマニエンス>、<コズミックフロント>などなど。

そして、この<呑み鉄本線日本旅>。

六角精児のキャラ全開、彼の楽曲も最高なのだが(お父さんが嘘をついた、は歴史に残る名曲)、なんと言っても壇蜜さんのナレーションに尽きる。彼女の柔らかく、なんとも言えずセクシーな声。いやあ、あれを耳元で囁かれた日には、、、(以下省略。)

壇蜜さん、体調不良でお休みされていましたが、先日の只見線の回でナレーションされていました。これはいつ録られたのかわかりませんが、よかったです。

余談だが、俺は呑み鉄を観ると飲めない日本酒を無性に呑みたくなる。

シンクロ [MOVIE,ART&TV]

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で、おげんさんサブスク堂でおげんさんが推していたのがこの映画(とサントラ)。
映画冒頭でジョンスペの超名曲ベルボトムズが流れ、音楽を聴くとドライヴテクニックが覚醒する主人公が凄まじい走りを見せる。曲のブレイクや歌詞の内容と完全にシンクロした映像がまさにMVのよう。これが映画全編にわたって繰り広げられるのだからたまんない。アカデミー賞の音楽賞など3部門にノミネートされたのもうなづける。(受賞はならず。)
ベルボトムズ以外にも俺の大好きな曲が流れまくる。フォーカスの悪魔の呪文、ダムドのニートニートニート、クイーンのブライトンロック、などなど。登場するキャラの音楽愛が素晴らしいし、曲が流れれば映像とのシンクロは完璧なのでいい意味で息をつく暇もない。あっという間にエンディング。如何しようも無いバッドコースから凄まじい力技でハッピーエンドに持ってくる演出も最高。大丈夫、二人は幸せになれるから。

松重さん、映画は観ないって言ってたけど、これは観てね。

音楽しか聴かない [MOVIE,ART&TV]

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今や映画、テレビに引っ張りだこの名優、松重豊。
俺は深夜食堂のヤクザ、リュウさんが大好き。
彼が出ているおげんさんサブスク堂での名言が最高なので。

「俺、映画とかテレビとか全く観ないんだよね。音楽ばっかり聴いてる。いいのかな(演技の)勉強しなくて。」

はい、いいんです。音楽に全てが詰まっていることをあなたは知っているから。大切なことは全て音楽から学んだ。それが真実。
音楽はおとだけにとどまらない。アルバムジャケットの芸術性もあり、ミュージシャンの生き様、言動、ファッションもあり。それが人生の勉強になるのだ。

このひとは音楽のリアルを知っている、素晴らしい人だと思った。

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深夜食堂にて。たこさんウインナーが大好きなリュウさん。